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穏やかな老後のために…今からできる5つのこと

  • 2022.9.2
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75歳以上の女性の4人に1人は貧困。75歳以上の単身女性(ひとり暮らしの女性。独身、夫と死別、離別もふくむ)の2人に1人が貧困。

これが、現在の日本女性の現状です。日本は、男女の賃金格差が大きい国ですが、その賃金格差の影響は、老後にモロに出てくるようです。

若いころはなんとか働いて食べていけても、老後は厳しい生活を与儀なくされる人が少なくありません。女性は育児や介護をきっかけに正社員の職を辞める人も多いので、年金が少ないことも女性の貧困に拍車をかけているという現状があります。

今回は、老後、生活に困らないために、今できることは何か、を解説していきます。

1. 貯蓄できる仕組みをつくる

「節約しよう」「貯金を頑張ろう」という精神論だけでは、なかなかお金はたまりません。会社員の方は、財形貯蓄を始めるなど、自動的にお金がたまる仕組みを採用しましょう。

先取り貯金もお勧めです。先取り貯金とは、自由にお金を使って、余ったお金を貯蓄するのではなく、給料日に貯蓄用の口座に一定金額を移してしまい、残りのお金で生活する、という方法です。

2. 稼ぐ・稼ぐ力をつける

収入を増やすことを考えましょう。そのためには、スキルを磨く必要があるかもしれません。未来の自分のために、今、考え、学びましょう。

また、仕事を新しく始めるためには、今現在夫の収入で生活できている場合でも、「その仕事でひとりで生活することは可能か」を考えましょう。「女性ばかりの仕事」は、その仕事の大変さに見合わない給料が設定されていることがよくあります。なぜそうなっているのかというと、「女性は結婚し、夫に稼いでもらっているから、生活できるだけの給料は必要ない」という、旧世代の考え方によって給料が設定されているからです。

夫は先に死ぬかもしれませんし、離婚するかもしれません。夫がいなくなったら即、貧困化する女性は多いのです。実際、シングルマザーのふたりにひとりは貧困です。

そういったシビアな現実をしっかり見据え、仕事を選ぶべきでしょう。

3. ミニマリストを見習う

ミニマリストとは、モノが極端に少ない人というイメージがあるかもしれません。ですが、実際のミニマリストの定義は、自分に必要なものだけでくらす人、です。

現代人は、ストレスや見栄から、不必要なものや、法外に高いものを買いがちです。

老後に苦労しないためには、若いうちから、そのモノは本当に自分に必要なものか否か、を見極める必要があるでしょう。

4. お金を使わない楽しみをみつける

お金をあまり使わない楽しみを見つけましょう。

たとえば、小説を書く、などの創作活動の場合、ほぼお金を使わずに楽しむことができます。お金を使わない趣味がある人は、お金がなくても楽しめる人です。こういった趣味を見つけておけば、生活が苦しくなったとしても、心が豊かになる時間は確保できるかもしれません。

5. 人とのつながりを大切にする

老後、お金がなくなってくると、「こんな現状を他人に知られたくない」と家に引きこもってしまい、ますます貧しくなってしまう、というケースがあります。

人生山あり谷ありです。どんな自分でもさらけ出せるような友だちがいれば、苦しい時期を乗り越える心強い味方になります。

孤独に陥ってから友だちを探すのは難易度が高いですから、若いうちから友だちを大切にしておきましょう。

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