【大阪】「老舗銭湯がパワーアップ！」“ユートピア白玉温泉”がスゴかった。何度でも行きたいサウナスポットです…！

2022.10.12
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こんにちは。サウナライターのけんちょです。

古くは公衆衛生を保つ役割として、各家庭にお風呂が普及した現代においては地域コミュニティの場として、時代に合わせて役割を変化させてきた銭湯。

最盛期と比べるとその数は年々減少傾向にありますが、一方で空前のサウナブームを迎えた昨今、都市部を中心にリニューアルする施設も増えており、モダンな銭湯が続々誕生しています。

今回はそんな銭湯において、2022年の8月に改装工事を経てリニューアルオープンした大阪の銭湯、ユートピア白玉温泉についてご紹介したいと思います。

リニューアルでパワーアップしたユートピア白玉温泉

JR、京阪京橋駅から徒歩約10分ほど、ユートピア白玉温泉は昭和38年より続く、大阪市内の老舗銭湯です。真っ赤なフチの三角屋根の外観がトレードマークで、広々とした大浴場には、老若男女問わずたくさんの人で賑わう大阪屈指の人気銭湯です。

そんなユートピア白玉温泉は改装工事によって、高濃度炭酸泉が増えたり、サウナは最新設備になったりと浴室の設備が大幅にパワーアップ。コワーキングスペースなども増設され、およそ銭湯とは思えないほど充実した施設として、2022年8月にリニューアルオープンした今注目の銭湯なのです。

70℃とは思えない！体感は熱々の最新サウナ

ユートピア白玉温泉のサウナでまず初めにびっくりするのがサウナの温度です。サウナ室内は熱々のセッティングで、これまでのサウナ経験から体感は90~100℃の間くらい。しかし、室内の温度計を見てみるとおよそ70℃ほどを指し示しており、そのギャップに驚きます。

これは定期的なオートロウリュによって、湿度のセッティングが絶妙に保たれているからで、熱はしっかりと感じつつも体への負荷は少なく、発汗を促すことができます。

ちなみにオートロウリュは10分に1度の頻度で稼働し、ロウリュ中は室内が真っ赤なライトで照らされる仕様。演出にイベント感があり、楽しみながら熱を感じられる点が素敵で、筆者も東京在住ながら、リニューアル以降２ヶ月連続でお邪魔するほど。何度でも行きたい、お気に入りのサウナです。

氷風呂とルーフトップ外気浴で“ととのう”

演出もあり楽しくサウナで蒸された後は、クールダウンです。クールダウンは、ユートピア白玉温泉名物の通称氷風呂。これはリニューアル前からある設備で、定期的に氷が水風呂へ投入される、ちょっと変わった体験が楽しめます。また、水温は約16.5℃とよく冷えていて、水深は140cmと深め。火照った体を全身しっかりと冷やすことができる、とても心地の良い水風呂なのです。

水風呂を後にすると、向かうは露天の階段を上った先にあるルーフトップの外気浴スペースです。ルーフトップには椅子が数多く並べられており、休憩する場所にも困らないように配慮されています。屋上の開放感のもと、ふと目を閉じると、圧倒的に“ととのう” こと間違いなしでしょう。

パワーアップした老舗銭湯でこだわりのサウナ浴を楽しんでみては？

ユートピア白玉温泉は、お風呂、サウナ、施設全体、どれをとっても銭湯とは思えないほど充実した設備で、満足度の高い滞在を楽しむことができます。

特に室温と体感がかけ離れたサウナ室は、これまで経験したことのない不思議な心地が感じられるので、パワーアップした老舗銭湯のサウナを入浴しに、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。

※記事内の情報は筆者訪問時および記事執筆時点の情報です。

◆施設名：ユートピア白玉温泉
◆所在地：大阪市城東区蒲生2-7-36
◆電話番号：06-6933-0828

ライター：けんちょ（Instagram / Webサイト）
会社員/フォトグラファー。学生時代に友人に誘われたことがきっかけで、初海外でアメリカ横断へ。これまでに見たことのない景色や、全く違う文化や価値観に衝撃を受け、気がつけば旅にどハマり。訪問国数25カ国ほど。訪れた魅力的なスポットはInstagramで発信中。現在は都内IT企業に勤務しつつ、毎週のように大好きなサウナに訪れ、お財布と海外旅行欲を充電しています。