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「繁縷」はなんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は?

  • 2022.11.6
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今回ご紹介する難読漢字は「繁縷」です。

「繁」は「繁殖(はんしょく)」「繁栄(はんえい)」などの言葉に使われていますよね。一方「縷」は「一縷(いちる)」などで見かける機会があるかと思います。

そんな「繁」「縷」が組み合わさった「繁縷」は、いったいなんと読むのでしょうか…?

「繁縷」の読み方!

上記の読み方を組み合わせて「はんる」と読んだ方もいらっしゃるかもしれませんね。しかし、残念ながら不正解です。

他に読み方が思い浮かばず、お困りの方も多いのではないでしょうか。

それでは、ここでヒント!

「繁縷」は、実はとある植物の名前なんです。お粥に入れて召し上がったことのある方も多いかと思います。

どうでしょう、答えの見当はつきましたか?

それでは、正解を発表します。

正解は「はこべら」「はこべ」「はくべら」でした!

「繁縷」について

「はこべら」の漢字表記を初めて知ったという方も多いのではないでしょうか。「繁」「縷」の字面からはなかなか読めそうにない難読漢字でしたね。

それでは「繁縷」の詳細を辞書で確認してみましょう。

はこべ【繁=縷/蘩=蔞】ナデシコ科の越年草。道端などに生え、高さ10~30センチ。茎は斜め上に伸び、緑色で柔らかく、卵形の葉が対生する。春から夏にかけ、多数の白い花をつける。花びらは5枚で、深く二つに裂ける。春の七草の一。粥や汁に入れて食用とするほか、小鳥の餌にする。はこべら。
はこべら【繁=縷/蘩=蔞】ハコベの別名。

出典:『デジタル大辞泉』(小学館)

 

引用の通り道端に生えるこの植物、目にしたことのある方も多いかと思います。

ただ、実は「はこべら」は「はこべ」の別名とのことです。「え、正式名称じゃなかったの!?」と、引用を見て驚いた方もいらっしゃるのではないでしょうか。

まとめ

いかがでしたか?

「繁縷」は「はこべら」「はこべ」「はくべら」と読みます。

今後も「繁縷」のような意外な難読漢字を、たくさんご紹介させていただきますね!