和風定番おかずを焼きそばにアレンジ！「鶏ごぼうのきんぴら焼きそば」

dancyu定番シリーズの最新号は「焼きそば」です。なんと焼きそばをテーマに100のレシピを紹介したレシピ本。今回はその中から、家庭で取り入れやすいアレンジ焼きそばをご紹介します。まずは、和風のおかずの味つけをベースにした「鶏ごぼうのきんぴら焼きそば」です。

■家で食べる焼きそばは、もっとおいしくなる

焼きそばは日本人なら誰もが身近に感じる食べ物。お祭りの屋台でも定番ですし、旅行にいけばご当地焼きそばとしていくつも有名な焼きそばがあります。さらに最近では、焼きそばの専門店も増えてきていて、焼きそばの楽しみ方も増えてきました。
とはいえ焼きそば、やっぱり基本的に家で食べる機会が多いもの。何気なく食べる我が家の焼きそばもおいしいものですが、日常的になりがちなだけに、ちょっとしたおいしくなるコツや、アレンジした味わいに挑戦すると、世界がぐんと広がります。

dancyu定番シリーズ『焼きそば100レシピ』では、ソース焼きそばをレベルアップさせる術やいろいろな味つけで味わう焼きそば、またお酒に合う焼きそばや豪華なもてなし料理になる焼きそばなど、ありとあらゆる焼きそばの可能性を探った一冊。ぜひ焼きそばのポテンシャルを感じてください。今回はその中から、料理家の今井亮さんに教えていただいた「鶏ごぼうのきんぴら焼きそば」のつくり方をご紹介します。

□鶏ごぼうのきんぴら焼きそばのつくり方

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◇材料 (2人分)

蒸し麺：2玉（太）
鶏胸肉：150g
ごぼう：1本（150g）
にんにく：1片分（みじん切り）
赤唐辛子：2本（乾燥）
サラダ油：大さじ1と1/2
A ：（混ぜ合わせる）
・ 醤油：大さじ2
・ 酒：大さじ1
・ 砂糖：大さじ1
・ オイスターソース：小さじ2
・ 胡麻油：小さじ1

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（1）材料を切る
ごぼうは皮をこそげて幅5mmの斜め切りにしてからせん切りにし、さっと洗い水気をきる。鶏肉は5mm角の細切りにする。赤唐辛子はヘタと種を取り除いて小口切りにする。

（2）麺を電子レンジにかける
麺は600wの電子レンジで1分30秒加熱する。

（3）麺を焼く
麺を袋から取り出してほぐしてから、サラダ油大さじ1をひいたフライパンに広げて、約2分じっくり焼く。麺には触らない。

（4）麺をカリッとさせる
2分焼いたらひっくり返して、裏面も2分ほど焼いて焼き色をつける。菜箸でほぐしたら一度フライパンから取り出す。

（5）ごぼうを炒める
続けてフライパンにサラダ油大さじ1/2、赤唐辛子を入れて熱し、鶏肉を入れて2分炒め、ごぼうを加えてさらに1分炒める。

（6）調味して、麺を戻す
Aを加えて1分ほど炒めたら、4の麺を戻し入れて手早く炒め合わせる。

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――教える人

「今井 亮 料理研究家」

京都府丹後市の日本海に面した海辺の町生まれ。高校を卒業後、京都市内の中華料理店で5年間修業後、東京へ。東京のフードコーディネーター学校を卒業後、料理家などのアシスタントを経て独立。枠を決めることなく、アイデアに満ちあふれるメニューを日々創り出す。テレビ、雑誌など多方面で活躍中。

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※この記事の内容は、「dancyu定番シリーズ 焼きそば100レシピ」に掲載したものです。

取材:中村裕子 撮影:鈴木泰介