サクッと食感も楽しい"オニオン・バルサミコステーキ"

2022.9.1

ステーキつまみの付け合わせには、オニオンフライがお薦めです。肉、フライ、そしてワインを口に含む瞬間がたまりません！ワンパターンな味つけになりがちなステーキも、料理研究家の上田淳子さんの手にかかれば、あれよあれよという間にバリエーション豊かなつまみ変身。誰もが笑顔になる、お酒が進む豪快なステーキつまみを習いました。

■“オニオン・バルサミコステーキ”のつくり方

これぞステーキつまみの決定版！

合わせるのは赤ワイン！
バルサミコはブドウが原料なだけあってワインと好相性。合わせるワインをステーキソースの下味に使うケースもあるので、ここは是非、ワイン片手にお楽しみください。

◇材料 (2人分)

ステーキ肉：1枚（300～350g）（肩ロース、厚さ1.5cm）
塩：小さじ1／3
胡椒：適量
オリーブオイル：大さじ1／2
★ オニオンフライ：
・玉ねぎ：1個
・小麦粉：大さじ1
・サラダ油：適量
★ バルサミコソース：
・バルサミコ酢：大さじ1
・オリーブオイル：大さじ1
・醤油：小さじ1
・胡椒：少々

（1）オニオンフライをつくる
玉ねぎは薄切りにして水にさらしてから、水気をしっかりキッチンペーパーなどで拭き取る。小麦粉をまぶし、中温（170～180℃）のサラダ油でカラリとなるまで揚げる。揚げすぎると苦くなるので注意。

（2）焼く
肉は筋を切り、塩、胡椒をする。フライパンを強火にかけ、熱くなったらオリーブオイルをひき、片面1分半を目安に両面を焼き、取り出す。4分ほどおいて肉汁を落ち着かせ、大ぶりに切り分ける。

（3）バルサミコソースをつくる
肉を焼いたフライパンに、バルサミコソースの材料を入れてサッと煮立てる。

（4）仕上げる
器に2を盛り、3のソースをかけ、1をふんわりのせて完成。

――教える人

「上田淳子料理研究家」

フランス、スイスでの料理人を経て料理研究家へ。近年はフランスワイン産地で和食の紹介も行なう。著書は『はじめてのシャルキュトリー』（河出書房新社）など多数。

※この記事は『技あり！dancyuステーキ』に掲載したものです。

文：瀬川慧撮影：工藤睦子

元記事で読む