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「海音貝」←実は美味しい厄介者、なんて読む?

  • 2022.9.1
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[ドデスカ - 名古屋テレビ] 2022年8月2日放送の「いいね!わがマチQ」のコーナーで、愛知県美浜町の知る人ぞ知る秘密の食材「海音貝」が紹介されました。

愛知県知多半島にある美浜町。美しい浜がキラキラと光る海の町の特産品は、あさり。ですが、そんな大切なあさりを食べてしまう海の厄介者がいます。

それがツメタガイです。地元では「海音貝(うんね)」と呼ばれています。

アサリを食べる厄介者(画像はイメージ)

ただ、この海音貝は単なる厄介者というだけなく、実は食べると美味。サザエやアワビのような"コリコリ""もちもち"した食感が特徴なんだそう。

それなのに市場に出回らないのは、1日かけて砂抜きしたり、手作業で殻から身を取り外したりと、下処理に手間がかかるから。

そこで美浜町では、特産品のあさりを守り、海音貝のおいしさを伝えるためある商品を開発しました。

高校生と開発"海音貝カレー"とは?

美浜町地域ブランド化推進協議会(美浜町)のショップより

それが「海音貝カレー」です。半田商業高校の生徒とコラボして開発したレトルトカレーで、トマトベースでスパイスを効かせ、タイ風に仕上げました。

日本で唯一の海音貝カレーは美浜町地域ブランド化推進協議会のウェブサイト「みはまのおと」などで購入できるそうです。

美浜町地域ブランド化推進協議会(美浜町)のショップより

漢字をみると素敵な名前の「海音貝」。

これまで市場に出回らずに埋もれていた地元の食材を有効活用しながら、特産品のアサリを守れるなんて一石二鳥ですね。

(ライター:iwatami)

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