【“尿漏れ”にショック…！】隠れた悩みである“尿漏れ”に、『今からできる対策』とは（パーソナルトレーナー監修）

女性の体やホルモンバランスは、妊娠・出産を機に大きく変化するものだと言われています。 その中でも「骨盤底筋」の緩みにより、産後に〈尿もれ〉を引き起こしてしまうケースも多いようです。 産後の人も、これからの人も知っておきたい「産後にできる骨盤底筋の鍛え方」について、この記事では紹介していきます。

『記事監修者プロフィール：一般社団法人PMTA代表_井上かな映』 資格:BOC公認アスレチックトレーナー（ATC）PHIピラティスインストラクター ピラティス＆パーソナルトレーニング・スタジオトーチ下北沢代表。 変化するライジステージ合わせて、健康でしなやかなカラダをつくる女性のためのトレーニング「美トレ」を主宰し、働く女性の健康リテラシーを高める企業研修を行っている。スタジオでは産前産後の女性を中心にトレーニング指導を行う傍ら、「産前産後ママトレ」や「本物の美しさをつくるボディメイク講座」などをオンラインにて開催。

【お悩み】尿もれが頻発……！？

産後、疲れが溜まってくると尿もれしてしまうことが増えました。 初めて尿もれしたときはとてもショックでした。 おもらししたという罪悪感で、調べまくった結果、骨盤底筋が緩くなると尿もれするということがわかりました。 産後とくにそういうことが多いと書いてあり、安心した反面、これからどうしたらよいのか頭を抱えています。 （28歳／主婦）

なぜ産後に尿もれが起こるの？

産後の尿もれの原因の一つは、骨盤底筋の緩みだと言われています。 骨盤底筋とは、骨盤の底にある筋肉群のこと。 子宮や膀胱（ぼうこう）、直腸などの腹部臓器をハンモックのように支える大切な役目を担っています。

どうすればいいの？

そうです。 それでは、実際にどのように鍛えればよいのか解説します。 まず、仰向けに寝て、肩幅に足を開き、両膝を軽く立てます。 次に、骨盤底筋に意識を向け、膣・肛門・尿道を締めます。 最後に、締めて→力を抜いて心地よいペースで繰り返し行いましょう。 息を吸ってお腹を膨らまし、息を吐きながら内腿に力を入れながら8～10秒ほどキープして、一度リラックス。 これを10回繰り返し、目標3セットを行いましょう。

骨盤底筋を鍛えて、尿もれにサヨナラ

産後にどのように過ごすかが、その後の体の状態に関わってくるといいます。 とくに骨盤底筋を鍛えると、尿もれの改善に効果を発揮することが多いそうです。 無理することなく自分の体と相談しながら、骨盤底筋トレーニングを日々に取り入れてみてくださいね。 （恋愛jp編集部）