【中之島】アートと美と味におぼれるカフェレストラン「ミュゼカラト」

＜大阪発＞2022年2月にオープンして以来、素晴らしいコレクションやアートなど何かと話題になっている大阪中之島美術館。

その美術館1Fに話題のお店がオープン！大阪が生んだカリスマ、唐渡泰シェフのリュミエールグループによる新業態、カフェレストラン『ミュゼカラト（Musée KARATO』です。

早速、ディナーについてご紹介させていただきます

カリスマの唐渡シェフとは？

数々の名店・ホテルで修業後、2006年心斎橋にフレンチレストラン「リュミエール」を開業されました。 開業1年目に「ザガットサーベイ」でいきなりトップランキングを獲得。“野菜の美食”をテーマに、百貨店や商業施設などにも出店され、店舗数を増やしています。

レストラン経営、飲食事業のプロデュース、フランス老舗紅茶「DAMMANN FRERES（ダマンフレール）」の輸入などさまざまなジャンルで活躍されつつ、またしても素晴らしいお店をオープンされました。

こんなすごいシェフなら気難しいのでは…と思ってしまいますが、非常に気さくでお話好きなので、初日から料理をしたり、お店に出てきていろんな方とお話していたりと、そのお人柄も愛されるひとつですね。

今回は大阪中之島美術館という立地もあり、アートがさらに花開きそうです。

個室・テラス・店内とニーズに合わせて

お店は広く、個室もあります。

記念日やお祝いに使うにも便利です。

お店は広く、スタイリッシュ。ゆったりとした席間が落ち着きます。

テラス席もあるので、秋は、ここでゆったりとカフェをしたり、お酒とお料理を楽しんだりするのも素敵です。

今度はこちらで優雅に飲んでみたいです。

お料理の見た目にも味わいにもうっとり

【ディナーコース】1万3200円

・前菜[ブロローグ Prorogue] 旬野菜/肝/最中

いきなりアートです！とうもろこしの冷たいスープとフォアグラ最中は、見た目だけでなく味わいもさすがでした。

・国産小麦 低長時間熟成パン

お料理もおいしいのですが、唐渡シェフのパンはどれも秀逸で食べすぎてしまいます。添えてあるトマトのソースもおいしくて、ついつい手が伸びてしまいます。

・冷前菜[芸術 Art] 北貝/ミル/帆立貝柱/平貝/根セロリ/苔/花

なんて美しい！苔玉のようになっていて、小さなエディブルフラワーが添えられています。中にいろんな貝が隠れているなど驚きもあります。

・温前菜[融合 Fusion] 毛蟹/ポーク/万願寺唐辛子/紫蘇/コンソメ/チーズ

洋風茶碗蒸しのような感じで、たっぷりの毛蟹が嬉しい逸品です。そこに万願寺唐辛子の風味のアクセントや、ポークの旨味が重なりあって奥行きがあります。

・魚料理 [オセロ Othello] 天然鮃/茄子/烏賊/深碧野菜/グレープフルーツ

名前の通り黒と白のオセロを連想させる遊び心がほほえましい。フリットなのでほこほこした食感が楽しいです。

・肉料理 [五感 Five Senses] 国産牛フィレ肉/インカポテト/玉葱/山椒

一口食べて、まさにこれこそ「歯がいらない」柔らかさ。火入れも絶妙なので、ちょうどいいレア感がたまりません。旨味がぎゅっと詰まってます。添えられている丸ごとの玉ねぎの中には「インカのめざめ」（じゃがいも）が入っていて、それすらもおいしい…。 ため息がでますね。

・デザート [爽快 Refresh] 巨峰 ラム酒 カシス ルイボスティー

器までも美しい！その中に入ってるスイーツも普通ではありません。甘いだけでなくハーブのようなくせと酸味があって、複雑な味わいです。

・ミニャルディーズ [小さなお菓子たち PetitFour]

オランジェットやフロランタンのようなこれも一筋縄ではないミニャルディーズです。量がしっかりあって、お腹いっぱいでしたが、ぺろりと入ってしまいました。

食後のお飲み物は前述の、フランスの紅茶「DAMMANN FRERES」がついてます。すっきり香り高く、甘さをリセットしてくれました。

アフタヌーンティーや夜カフェ使いも〇

美術館にあるということで、こちらはカフェ使いも充実。13:00〜17:00数量限定のアフタヌーンティーもスタートしています。夜にパフェだけいただくということもできるので、カフェが少ないエリアに、このオープンは嬉しすぎますね。

ミュゼカラト（Musée KARATO） 住所：大阪市北区中之島4-3-1 大阪中之島美術館 1F (京阪中之島線渡辺橋駅 徒歩5分) 電話番号：06-6940-7025 営業時間：11:00～21:00(L.O. 20:30) 定休日：不定休 全席禁煙 （インスタグラム）https://www.instagram.com/museekarato/