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「自宅周辺のハザードマップを見たことがある」7割超、では「勤務先周辺」は?1000人調査 あすから「防災週間」

  • 2022.8.30
北海道胆振東部地震による土砂崩れ(2018年9月、時事)
北海道胆振東部地震による土砂崩れ(2018年9月、時事)

8月30日~9月5日は「防災週間」で、9月1日は「防災の日」です。この防災の日を前に、衛星放送・通信事業などを手掛けるスカパーJSAT(東京都港区)が、全国の男女1000人を対象に調べた「防災に関する調査2022」の結果を発表しました。災害に備えて「自宅周辺のハザードマップを見たことがある」人が7割を超えた一方、「勤務先周辺のハザードマップを見たことがある」人は3割程度にとどまることなどが分かりました。

不安を感じる自然災害は「地震」が最多

調査は7月29日~8月1日、ネットエイジア(東京都中央区)の「ネットエイジアリサーチ」モニター会員のうち、15歳~69歳の男女を対象にインターネットで行い、1000人の有効回答を得ました。

まず、「これまでに不安を感じたことがある自然災害」を複数回答で聞いたところ、「地震」(76.1%)が最も高くなりました。次いで高くなったのは「台風」(56.1%)で、「豪雨」(41.0%)などが続きました

災害に備えて、被災想定区域や避難場所・避難経路などを確認できる「ハザードマップ」がありますが、全回答者(1000人)に、自宅周辺のハザードマップを見たことがあるか聞いたところ、「見たことがある」は70.2%で、「見たことはない」が29.8%となりました。年代別にみると、見たことがある人の割合は、60代(81.3%)が最も高くなりました。

続いて、有職者(624人)に、勤務先周辺のハザードマップを見たことがあるか聞いたところ、「見たことがある」は33.2%、「見たことはない」が66.8%となりました。勤務先周辺の避難場所や、勤務先からの避難経路などをハザードマップで確認したことがある人は3人に1人にとどまりました。年代別にみると、見たことがある人の割合は、こちらも60代(43.2%)が最も高くなりました。

「防災に関する調査2022」では、「自宅の最寄りの避難場所を知っているか」なども聞いており、スカパーJSATのホームページで見ることができます。

オトナンサー編集部

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