【田無】妊産婦必見！デカフェと器を楽しむ「フジタカで珈琲（かふぇ）」

こんにちは！むさしの地域特派員のRumiです。 田無はひと休みできるカフェが少ないのですが、なんと今月、デカフェに特化した【フジタカで珈琲】がオープンしました！夏休み中1人時間ができたので、ここぞとばかりに行ってきましたよ～。

妊娠や授乳、その他の理由でカフェインを控えたいあなた！絶品デカフェコーヒーに出会えますよ。子連れで行ける魅力も載せているので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

田無駅の踏切からすぐのビルにデカフェコーヒー店オープン

8月5日、西武新宿線田無駅近くのビルにできた【フジタカで珈琲】。ちなみに「珈琲」の読みは「こーひー」ではなく「かふぇ」で、「フジタカでかふぇ＝デカフェ」です。

南口の階段を下りて、すぐ左に進んでパチンコ屋を過ぎ、中華料理屋やもつ鍋屋の看板が見えてきたらそのビルです。そのまま奥に進むと、【フジタカで珈琲】の白い看板が見えてきます。

知らないと地元民でもあんまり通らない場所なのではないでしょうか。踏切前の武蔵境通りは交通量が多いので、よくこのビルを通っていた私。見つけたときはテンションが上がっちゃいました。夜にダイニングバーをしているLast Pointでの間借り営業です。

陽気な女性店主がお出迎え

静かで薄暗いビルにあるので、入るのにちょっとドキドキ。でも可愛い手描きポップに心躍りつつ一歩踏み入れると「こんにちは！」とホッとする声が。店主の藤髙さんが笑顔で迎えてくれました。

入口にアルコール消毒設置の他、人数が増えてくるとテーブルにパーテーションも設置してくれる

店内はカウンター6席と4人がけのテーブル1つ。決して広くはないですが、思ったよりもゆったりした空間です。

ハンドドリップで淹れる絶品デカフェコーヒーと素敵な器

メニューは基本のデカフェコーヒー2種類から選びます。「本日のおやつ」がついてくるのも嬉しい！

メニューは「期間限定品もあり内容がすぐ変わるから」とのことですべて手描き

「やっぱりカフェイン入りのコーヒーがいい」 「コーヒーは苦手だから紅茶がいい」

そんなあなたにも嬉しい、藤髙さんおすすめのブレンドコーヒーやノンカフェイン紅茶もあります。

ふるさとからの贈り物「かぼすで珈琲」をチョイス

迷いに迷った末、今回私は「コロンビア」の「かぼすで珈琲」をアイスでいただきました。 デカフェコーヒーの本来の味を楽しむために、初めはシンプルにブラックにしようと思っていたのですがね。「かぼす」を使ったコーヒーにそそられてしまいました。

コーヒーを淹れるところもしっかり見せていただいちゃいました。このゆったりした時間…贅沢です。

可愛いメガネとコーヒーカップのエプロンは藤髙さんのデザイン

「かぼすで珈琲」は、藤髙さんのご実家（大分県）から送られてきたかぼすを自家製シロップにして考案したとのこと。レモンとはまた違った柑橘のさわやかさで、とってもいい香り。暑かったのでこれにして正解でした～。 そして何の違和感もなくコーヒーを楽しんでいましたが、これデカフェなんですよね。

1杯1杯丁寧にハンドドリップ

フジタカで珈琲では、贅沢にも1杯1杯がハンドドリップです。

デカフェってどちらかというとマイナスのイメージをもっている方が多いのですが、ちゃんと丁寧に淹れれば、ちゃんとおいしいんですよ。だからフジタカで珈琲のデカフェコーヒーは、普通のカフェイン入りのコーヒーに引けを取らないコクや香りを楽しめるんですね。

アイスでも素敵な器でいただける

そして嬉しいのが器！民藝品好きの藤髙さんが選ぶ器は、日本各地から厳選したもの。色合いや触感が魅力の器で、カフェタイムがより充実します。

今回の器は福島の「会津焼」。会津若松の工房で、五十嵐窯という窯で作られている。

しかもたいてい、カフェのアイスドリンクってグラスですよね。フジタカで珈琲では、なんとアイスも陶磁器でいただけるんです。器目当てでホットにしようかと考えていましたが、嬉しい誤算でした。

なんと子連れ歓迎のカフェ

「ひっそりとした穴場にあるお店だし、子連れはちょっと厳しいかな…」と思っていた私。でもなんと藤髙さんとしては「お子さま歓迎ですよ」とのこと！

よく考えてみたらデカフェですから、ミルクを入れれば子どももおいしく飲めるんですよね。私はまだできるだけ子どもにカフェインを摂らせないようにしているのですが、大人が飲んでいると息子も娘もよく飲みたがるんですよね～。それが、ちょっとだけ大人気分が味わえちゃうということです。

テーブル席ならベビーカーOK

「ベビーカーでも全然気にせず入ってきてください。ママさんパパさんが子育ての合間にホッとできるなら嬉しいです！」とおっしゃる藤髙さん。店内はベビーカーも余裕で入れます。何より子ども歓迎と言ってくれるのが心強いですよね。

ただしお店の内装は、もともとがダイニングバーですから、決して子ども向けではありません。走りまわったりディスプレイのお酒の瓶をいじってしまうようなわんぱくなお子さまは、やめておいたほうが無難ですね～。 …はい、悲しいですがうちの子ども達はまだ難しそうです。もうちょっと落ち着いてきたら一緒にデカフェを楽しみたいなぁ。

テイクアウト用のカップやストローにもこだわりが

フジタカで珈琲のドリンクメニューはテイクアウトもできます。

・子連れOKでもやっぱり店内は抵抗がある ・家やオフィスで本格的なデカフェコーヒーを楽しみたい

こんな方にも嬉しいですね。

そしてテイクアウト用のカップやストローにはこだわり満載。紙コップはバタフライカップ。このポップコーンカップみたいなカップの上部を折りこんで蓋にするので外れにくく、中身がこぼれにくいんです。

ホット用カップは落ち着いたベージュ色

しかも全部紙なので分別不要！おまけに環境にもやさしいという優れもの。「飲み終わったらそのままゴミ箱にポイっとできてラクですよ」と藤髙さん。こんな細かいところにも配慮があって感動です。

カップにはストローを差してもOK。「片手でベビーカーを押しながら歩いても飲みやすいかと思って」と、とことん子育て中の人間にも配慮してくれています。

アイス用カップは可愛いオレンジ色

そしてストローは「草ストロー」。「紙だとすぐふやけちゃいますが、これは丈夫なんです」と聞いて、子ども達が赤ちゃんの頃、飲食店でストローをガシガシ噛ませて時間を稼いでいたのを思い出してしまいました。プラスチックより危なくないし、紙よりフニャフニャになりにくい…と、こんなこと考えるのは子育てあるあるですかね？

草ストローはベトナム製で一つひとつ手作りだそう。なので長さが違うところも味があります。

おしゃべり大好きでデカフェに熱い藤髙さん

おいしいデカフェコーヒーとの出会いで「もっとデカフェを広めたい！」と、熱い想いを抱くようになった藤髙さん。そして「一人旅でもどんどん話しかけちゃいます」というほどおしゃべりが大好き。

なのでデカフェについての些細な疑問でも、たくさん教えてくれますよ。かといって、こちらが疲れるほどのマシンガントークというわけではなく、いい塩梅のペースでの会話です。

撮影時のみマスクを外していただきました

もともと藤髙さんは声優をしていた時期もあったようで。だからマスク越しでも声が聞きとりやすいんですね。ちなみにアニメ声ではなく、落ち着いた心地いいお声です。

・子育てに必死で家族以外の大人と最近おしゃべりしていない ・子育ては関係なくてもおしゃべりで気分転換したい ・もちろんおしゃべりはほどほどにコーヒーを楽しみたい

そんなあなたにぴったりのお店です。 どうしてデカフェコーヒーにハマったのか、なぜ田無のこの地に出店を決めたのかなどは、ぜひ藤髙さんからお話を聞いてみてくださいね。

【フジタカで珈琲】で楽しいデカフェコーヒータイムを

田無にできた子連れ歓迎の嬉しいカフェ【フジタカで珈琲】。渋い外観とは裏腹に、若い人も気楽に入れるカフェバーのような印象です。 ハンドドリップの時間を楽しく待てるお子さまなら、ぜひ一緒にデカフェコーヒーを味わっていただきたいところ。もちろん子育てに関係ない大人も大歓迎です。 おいしいデカフェコーヒーと素敵な器、そして藤髙さんの陽気な雰囲気を、あなたもぜひ楽しみに行ってみてくださいね。

◆フジタカで珈琲◆ 住所：西東京市南町4-4-2 プリンスプラザ田無108（Last Pointでの間借り営業） アクセス：西武新宿線「田無」駅より徒歩3分 問合せ：InstagramのDM 営業日：金～日 営業時間：金・土 10:00～16:00（LO 15:45） 日曜 10:00～15:00（LO 14:45） 駐輪場：線路側の階段近くにあり 駐車場：ビル目の前（線路側）にコインパーキングあり https://www.instagram.com/fujitaka_decaffe/