『六本木クラス』緒形直人の役!韓国版で演じたユン・ギョンホの「その後」

テレビ朝日系で放送されている竹内涼真主演のドラマ『六本木クラス』で、早乙女太一演じる長屋龍河が起こしたひき逃げ事件の担当をしていた双葉署の刑事の松下博嗣を演じているのが緒形直人である。

その後、警察を辞めた松下博嗣は別の世界で生きることを決めて、主人公の宮部新（竹内涼真扮）が経営する居酒屋「二代目みやべ」に食材を卸す仕事をしている。

先週放送された第7話では、長屋ホールディングスの会長である長屋茂（香川照之扮）に呼び出され、「二代目みやべ」と契約を切って長屋ホールディングスと独占契約を結ぶことを提案される。

しかし、松下博嗣は「宮部新に借りがある」と言ってその提案を断り、自分が長屋龍河が起こしてひき逃げ事件を担当していた刑事だったことを明かした。

そんな松下博嗣に該当するのが『梨泰院クラス』のオ・ビョンホンで、ユン・ギョンホが演じていた。

2002年に俳優としてデビューした彼は、名脇役としてドラマの流れを左右するような複雑な役どころをよく演じていた。

そのユン・ギョンホの知名度を高めた作品が、コン・ユが主演を務めた『トッケビ～君がくれた愛しい日々～』である。

本作でユン・ギョンホは、高麗時代にキム・シンの部下であるキム・ウシクとして登場していた。

『トッケビ』の後は、『秘密の森～深い闇の向こうに～』や『輝く星のターミナル』に出演し、ヨ・ジングが主演を務めたドラマ版の『王になった男』で、ハソンの叔父で道化師のカプス役を務めた。

多くのドラマや映画で幅広い演技を見せてきたユン・ギョンホ。『梨泰院クラス』に出演した後は、『番外捜査』でバー経営者のチョン・マンボクを演じ、『今、私たちの学校は…』ではヒョサン高校の国語教師のチョン・ヨンナムに扮していた。

さらに、チ・チャンウクが主演を務め、チェ・ソンウンやファン・イニョプが出演している『アンナラスマナラ－魔法の旋律－』で、ユン・アイのバイト先のコンビニの店長キム・ドゥシクとして登場していた。

以上のように、経験豊富な俳優として活躍しているユン・ギョンホ。今後はどんな演技を見せてくれるのかに注目したい。

文＝大地康