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家事の「普通ライン」がずれていた。とある夫婦のすれ違い漫画がおもしろい

  • 2022.8.25

「夫婦で共働きなのに、家事の負担が不平等」そんな不満を抱えている方はいませんか。今回ご紹介する漫画『夫婦関係に大切なこと』に登場する主人公夫婦、エムコちゃんとエスオくんは、まさにお互いに不満を持つ2人でした。どうにも価値観がすり合わず、ちょっとしたモヤモヤが積もっていく2人。友人のアドバイスも受けながら考えてみると、お互いの家事に対する「普通」のラインが違ったようです。2人はどうやって互いの価値観を理解し、夫婦の危機を乗り越えるのでしょう。本作をダイジェストで紹介します。

共働きあるある?相手の行動にイライラ

夫のだらしない行動にイライラ。そんな経験をしたことがあるの人もいるかもしれません。

夫のエスオ君と暮らしてるエムコちゃんも、「家事はやれる方がやる」と決めているのになんだかんだ自分の方が家事の負担が大きいことに不満を持っています。夫のことは「いつも後回しばかりでだらしがない」と感じているようです。

しかし一方で、実は夫のほうも不満を持っていました。この漫画では、夫目線・妻目線が候補で描かれています。夫は一体どのような不満を抱えているのでしょうか。

どうして文句を言われるの?妻の指摘が理解できない夫。

だらしがないと思われていたエスオ君も、エムコちゃんの言動に思うところがありました。掃除や洗濯をやっても常に見張られているように感じ、終われば細かく注意をされてしまう。そうなると「なんでオレばっかり注意されなきゃいけないの?」という気持ちが湧いてきます。

家事をやっても、エムコちゃんの思う通りにできないとやり直しをされることも不満です。「怒られたりやり直されたりするならやりたくない」と、エスオ君の中でも不満は募ります。

必要だったのは協力ではなく理解。違って当たり前の「普通のライン」

お互いに思いあっているのに、どんどん険悪な雰囲気になっていくエムコちゃんとエスオ君。2人のすれ違いが漫画の話数が進むごとに大きくなっていき「このまま仲が悪くなってしまうのでは」と読者として不安になりながらも読み進めていました。

不満を抱えたまま過ごす2人はある日、それぞれの友だちに夫婦の現状について相談をします。その結果、2人に足りていなかったことは「相手への理解」だったと気付きました。

その結果、夫婦それぞれに「普通」と思っていることや「このラインを超えたら許せない」というラインについて自分の意見を言い、書きとめました。お互いが否定せずに聞くことで理解につながったようです。

この漫画を読んだ後は自分の家庭のルールや、パートナーへの物言いについても見直したくなる、そんな漫画でした。気になる方はぜひ本編も読んでみてくださいね。

著者:アステル

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