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「新婚なのに夫が帰ってこない」「元カレが忘れられない」読者のお悩みに植松晃士が本気のアドバイス!【スナック植松へようこそ!】

  • 2022.8.21
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教えてくれたのは……

ファッションプロデューサー

植松晃士さん

辛口だけど愛あるアドバイスは、ときにファッションの枠を超え、ハッピーな人生を摑むカギに!

幸せに対して欲深くなってない?/植松晃士が迷えるアラサーのお悩みに答えます!
お悩み1:新婚ですが、夫が忙しくて寂しい。どうすれば夫への依存心を払拭できる?

結婚して半年。夫婦仲は良好ですが、夫が昇進したことで残業が増え、休日も忙しそう。帰りを待つ時間が寂しくてたまらないし、友達と遊んでいても趣味に没頭していても夫のことばかり考えてしまいます。
ペンネーム:なるねこさん(26歳・医療関係)

植松さん

幸せすぎて、幸せタンクからこぼれ落ちてきて悩みになったのね。


常連M

ですよねぇ、幸せそうすぎて、正直、羨ましい……。


植松さん

まず、依存心を払拭する必要なんて微塵もありません。そこまで頭の中をいっぱいにできる人がいるってことが、どれだけ幸せなことか。彼が忙しいのも、社会から必要とされている証で、いいこと。


常連M

でも、寂しいんだもんね。羨ましいけど!


植松さん

まぁ、落ち着いて(笑)。そのぶん、休暇がまとまってとれたら、テレビもネットもないところで過ごして二人の世界に浸るのはどうかしら? 問題は依存心を執着心にしたら危険ってこと。執着に変わると、その先は破綻が待っている確率が高いから、その手前で止まって。


常連M

でも、どうすれば?


植松さん

忙しい彼を気遣って、栄養バランスがよく見栄えのいいごはんやお弁当をつくれるようにクッキングスクールに通うとか、途中で通うのをやめている脱毛サロンなどがあったら再開してみるとか。ネイルを塗ったり、気づくかどうかはわからないけど、彼が喜ぶ顔を見られそうなことに時間を費やしてみるのはどうかしら?


常連M

なるほど、彼のために時間を使うってことか。


植松さん

そのうえで、自分のためにもなることよ。上手にできた料理はSNSでアップし続ければ、いつか料理本の出版とかあるかもしれない! そうならずとも自分もずっとキレイで健康でいられるし。


常連M

なるほど、それすっごくいいアドバイス!


植松さん

でしょ〜(笑)。この先、もし子供ができたら、気持ちの行き場も分散されていくはずだし、ただの夫に“子育て共同作業者”という新しいタイトルも足されるの。


常連M

子育てしていて、彼に苛立ちを感じるようになった話、よく聞く!


植松さん

そう、だから今のうちにエンジョイしておくといいわ。職場での人間関係や仕事のストレスで悩んでいる人が多い中、幸せなのは間違いない。人生の絶頂期と思って謳歌して!


【植松マスターの格言】彼が喜ぶだけではなく、自分磨きにもなることに時間を費やして!
結婚しても悩みって尽きないのね〜/植松晃士が迷えるアラサーのお悩みに答えます!
お悩み2:結婚して1年以上経ちますが、元彼のことが忘れられません……。

夫はとても優しくて笑いのツボも一緒。夫の実家とも仲良し。なのに、4年前にすれ違いがきっかけで別れた元彼の情報をSNSで見るたび、別れたことを後悔して涙を流し、そんな自分に嫌悪感が募ります。
ペンネーム:みみんさん(36歳・会社員)

常連M

2つ目のお悩みも“幸せタンクこぼれ落ち系”かと思ったけど、なんだか深刻。SNSで元彼情報が流れてくると、心揺れるよねぇ〜。


植松さん

今も割と近くにいる相手となると、それなりに強いご縁はあったとは思うけど、成就してないってことは、それだけのこと。美しい思い出のままとっておくのが正解よ。


常連M

でも、成就しなかったから未練が残っちゃったみたい。


植松さん

きついことを言うようだけど、みみんさんは、元彼への気持ちの整理の仕方が“愚か”です。元彼もすでに別の方と結婚しているようだし、今さら元彼をゲットできるわけがない。添い遂げることは叶わないのに、悩み続けるなんて愚かよ。夫とはうまくいっているんだし、元彼はアイドルのような存在として心の中にそっと置いておいて、キャーキャー楽しめばいいんじゃないの?


常連M

そっか、元彼を“推し”にしてしまえばいいのか!


植松さん

そうそう、推し活だと思ったら、ホルモン的にも刺激になって良さそうじゃない? 今、幸せだからこそ、もっと幸せになりたい欲が出てきて、スパイシーな刺激を欲しているのよ。


常連M

今ぐらいが、実はちょうどいい幸せってことね。


植松さん

「元彼と一緒になっていたらどうなってたんだろう」という妄想に今、酔っちゃっているの。実際、その元彼と一緒になっていたとしても、今のような良好な夫婦関係になっていたとは限らないのに。


常連M

妄想はうまくいく方向で考えちゃうからなぁ。


植松さん

あとね、復活を考え出したら危険よ。今は、その気はない
とは思うけど、万が一復活したところで、ドラマや漫画のようにはうまくいかないのが現実。「この4年の切ない思いはなんだったのぉ」って、一瞬で粉々になるのも悲しいから、“レディースコミック”モードにとどめてほしいわ。決して成就しない恋を思い出しながら暮らす、物語のヒロインになりきるの。その、そっと秘めた揺れる思いが日々を豊かにしてくれるはずよ。


【植松マスターの格言】美しい思い出を胸に、元彼をアイドル化して“推し活”として楽しんで

撮影/伊藤泰寛 ヘアメイク/松本晃幸 スタイリング/曽我部将人 イラスト/中根ゆたか 取材・文/楢崎裕美

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