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言葉は毒にも薬にもなる。受験生への「声かけ」には細心の注意を。

  • 2022.8.21
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「受験ファミリーの前に立ちはだかる苦難はこの言葉で乗り越えよう!」

4人の子どもを全員東大理三に現役合格させた、"佐藤ママ"こと佐藤亮子さんの『絶対合格したい受験ファミリーのための、本当に伝わる声かけ 東大理三に3男1女を導いた佐藤ママの、受験とその後を生き抜く言葉』(KADOKAWA)が2022年8月12日に発売された。

本書は、中学受験、高校受験、大学受験、それぞれのタイミングや普段の学習生活において、やる気と学力を引き出す"本当に伝わる声かけ"を伝授。佐藤ママの成功体験から、本当に効く声かけだけを集めている。適切な声かけを実践することで子どもの可能性はぐっと高まり、合格への道も一気に開けるという。

「私自身、受験生にかける言葉には細心の注意を払っていました。親の声かけが子どもの成績や合否に大きく影響すると考えていたからです。『声かけ』一つで、子どもが大きく変わることを経験してほしいと思います。言葉というものは、想像以上の力を持ち、使い方次第で毒にも薬にもなります」

■シーン別に細かく声かけ例をレクチャー

たとえば、塾のクラスが下がってしまった時。「なんで下がったの!」と怒るのではなく、「なんで下がったのか、分析してみようか」と声をかけて一緒に答案用紙を見直す。子どもはクラスが落ちた原因がはっきりすると、クラス落ちという結果だけにこだわることはやめるという。

■コラムでは詳しい受験サポート術や"必殺のノート"を公開

スランプ、やる気低迷、本番対策、親子関係。本番まであと数か月となったいま、家庭内の雰囲気がギクシャクしてつまずくわけにはいかない。「子どもがちゃんと納得する。だから行動がすぐ変わる!」という"佐藤ママ"の声かけを参考に、ふだんの声かけから見直してみよう。

■目次第1章 中学受験編~はじめての受験に挑む、小学生へ贈る言葉第2章 高校受験編~中学生にかける、高校受験を乗り越えるための言葉第3章 大学受験編~高校生に伝えたい、大学受験とその後の人生を切り拓く言葉

■佐藤亮子さんプロフィール

奈良県在住。主婦。浜学園アドバイザー。津田塾大学卒業後、大分県内の私立高校で英語教師として2年間教壇に立つ。その後結婚し、長男、次男、三男、長女の順で3男1女を出産。長男、次男、三男の3兄弟が全員、名門私立の灘中・高等学校に進学。その後、3人とも東京大学理科三類(通称「東大理三」)に合格。洛南中・高に進学した長女も2017年に東大理三に合格。独自に編み出した勉強法、受験サポート術、子育て法が注目を集め、現在は全国各地で講演会を行っているほか、オンラインサロンや執筆活動を行っている。

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