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箕面の粟生間谷に「十八代笹川」が8月22日(月)オープン!古民家カフェが地域の“サードプレイス”に

  • 2022.8.20
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箕面の北東に位置する粟生間谷エリアに、100年以上続く古民家をリノベーションしたカフェレストラン「十八代笹川」が、8月22日(月)にオープンします。

今回、オープン前に来店できる機会があり、一足先にお邪魔しました。

出典:リビング北摂Web

駐車場手前。石橋を渡ると、白壁と石垣が見事な古民家が現れます。

出典:リビング北摂Web

入り口は建物をぐるっと回った奥。

出典:リビング北摂Web

重厚な佇まいに期待が高まります。のれんをくぐって、さあ、中へ。

出典:リビング北摂Web

手入れの行き届いた庭と、平屋建ての立派なお屋敷。

出典:リビング北摂Web

アプローチの先が店舗の入り口です。

新旧が共存する“古民家カフェ”

立派な庭を通って店舗の入り口へ。そっと引き戸をあけると、中には、少し意外な空間が広がっていました。

出典:リビング北摂Web

土間の広さや天井の高さなど、古民家の特徴的な要素がそのまま生かされたシンプルな内装。

出典:リビング北摂Web

L字カウンターが10席。ドリップの様子を間近で眺めることができます。

出典:リビング北摂Web

▲奥には6人がけのテーブルが2卓。静かでゆっくりできます。

特に、奥のテーブル席は、丸太の梁や土壁、左官の下地の竹小舞がむき出しのまま。古民家の特徴が随所に見られ、まるで展示されている古民家の中でくつろいでいるような、不思議な感覚に陥ります。

「“余計なことはしない”をコンセプトに、あえて古民家の特徴を出しました。新旧の共存により、さまざまな空間でのギャップも楽しんでいただけます」と、同店のプロデュースを手掛けたノットコーポレーション。

出典:リビング北摂Web

テーブル席の上は屋根裏の構造が見えます。

スペシャルティコーヒー&スパイスカレーを

そんな十八代笹川でいただけるのは、スペシャルティコーヒーとスパイスカレー。

出典:リビング北摂Web

▲素揚げ野菜とポーク&チキンのカレー(1600円・サラダ付き)、十六穀米は+100円。2種あいがけは+100円。

カレーは「スパイスカレー」と「欧風カレー」の2種類のルーがあり、今回は2種類が味わえる“2種あいがけ”をチョイス。 スパイスカレーはしっかりと風味があり、大人向けのスパイシーさ。欧風カレーは辛味が抑えられていて、あぶらっこさなし。どちらのルーもサラっとしていて、するするといただけました。

出典:リビング北摂Web

▲スタッフの方が丁寧にハンドドリップしてくれます。エスプレッソマシンは世界的にも有名な「ラ・マルゾッコ」を導入。

スペシャルティコーヒーは、オーナーが時間をかけて探した3つのロースターの焙煎豆を使用。バリスタがそれぞれの豆の特徴や状態に合わせて、提供してくれます。

出典:リビング北摂Web

この日は暑かったので、アイスカフェラテに(750円)。香り豊かなエスプレッソが静かにミルクに流れていきます。

奥のカウンター席からは、庭の緑が眺められ、居心地はバツグン。シンプルで余計なものがないからか、ただただ時間を忘れてゆっくりと過ごせました。

地域のサードプレイスとして

実は店舗入ってすぐ右手には、何も手をつけていない、そのまま残された和室がありました。

出典:リビング北摂Web

実はこちらの建物は、笹川家が代々住んできたご自宅。“18代目”であるオーナーも幼い頃に何年か住んでいたことあったそうです。

誰も住むことがなくなってからは、そのまま朽ちていく状態を見ているだけでした。「解体ではなく、この立派な建物を生かす方法」を考えたときに、人が集まれるカフェへの再生へと動きだしたのです。 そして、「地域の人たちのサードプレイスに」との強い思いもあり、広い2間続きの和室はそのままに、今後、ワークショップや集会所、子どもたちの習い事など、みんなが集まれる場所として活用していく予定。

カフェとしてはもちろん、人と人との繋がりも生まれそうな「十八代笹川」。これからの展開に期待したいですね。

「十八代笹川」 住所:箕面市粟生間谷東1-27-1 TEL:090-6878-0781 営業時間:11:00〜18:00 定休日:水曜休 (駐車場5台あり) https://www.cafe-sasagawa.com/

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