『バチェラー3』野原遥、圧倒的美しさ！ MIA認定ウォーキング講師に聞く【垢抜けられる姿勢】のつくり方

垢抜けられる姿勢のつくり方

『バチェラー・ジャパン』シーズン3参加をきっかけに「オーラが凄すぎる…！」「圧倒的に美しい」と、一躍有名になった野原遥さん。

現在はウォーキング講師を中心に、幅広くご活躍中です。

彼女曰く、どんなにファッションやメイクに力を入れても、姿勢や振る舞いが悪ければ台無しなんだとか…（泣）ということで、正しい姿勢や歩き方について教えていただきました！

【野原 遥】
MIA認定ウォーキング講師として”持続可能な健康美”をSNS中心に発信。都内で月2回、プライベートレッスン開催。講師の傍ら、野菜ソムリエとしても活動中。実家が行う農業には自身も生産・販売に携わり、”野原家の野菜”として定期的に発売。

一生続けられる！“持続可能な健康美”を伝えていきたい

「姿勢を正すメリットは、まずルックスの効果が大きいです。オーラが格段と変わります。
それによって、自分の自信にも繋がる。

しかも、スタイルアップ、歪み改善、脂肪燃焼効果など、本当に体に良いことづくしなんです。

エステやハードなトレーニングに通うこと、サプリメントの摂取って一生続けられますか？と聞かれたら、正直なかなか難しいと思うんです。
しかし、身体に入れるものや立ち居振る舞い、歩き方や姿勢を徹底的に自分に落とし込めば、次第に自分のものになっていきます。

90歳のおばあちゃんになった時にも、背筋をピンと伸ばして歩いていたいですよね。
つまり、これこそが、私が伝えたい”持続可能な健康美”なんです！」

姿勢が悪いと、身体が歪む&ぽっこりお腹に！？

正しくない姿勢を続けていると、下記のような不調が…。

・身体が歪む（左右差や、骨盤が開く、肩や鎖骨の位置が変化するなど）
・バストが下垂する
・ぽっこりお腹になる

「正しい姿勢でいられないと、筋肉を正しい位置に留めて置けない身体になってしまいます。
内臓が下垂すると、お腹が出るだけでなく、全身の機能が悪くなってしまったり…。
体も硬くなるし、筋肉の衰えで代謝が落ちてしまうので、本当に見た目も中身も驚くほど老けていくんですよ。

美しい身体を手に入れたいのであれば、ジムに行って筋トレをするよりも、まずは身体をほぐしてあげて、それから整えていくという順番がおすすめです。
身体の使い方を何も知らないところに筋肉をつけても全く意味がない。
トレーニングで腹筋だけしていても、実はくびれはできないんですよ。本当に日常の積み重ねです。

例えば、私は身体の歪み防止に、携帯を使うときは両手で操作するようにしていたり、電車に乗ったときは、足を必ず真っ直ぐに揃え、骨盤を立てて姿勢を正すなどをしています。オフィスワークも同様に意識していると良いと思います。

もちろん、たまにはリラックスして崩してもいいですし。気づいた時に”あっ、ちょっと姿勢正そう”っていう意識があるだけでも違います。
一種のながらトレーニングなので、慣れれば簡単ですよ！」

今すぐできる！姿勢の基本

正しい姿勢がとにかく大切！ということがわかったところで、さっそく基本を学んでいきましょう♪

① 足元を揃える。

まず足を揃え、ふくらはぎの内側、膝の内側、股の付け根全てをくっつける。
内ももの筋肉をしっかり締めて、隙間がないように。
骨格の問題で、ふくらはぎの内側に隙間ができてしまう場合でも、内転筋を意識して内ももを絞めている状態をキープできると綺麗です。

② 骨盤を立てる。 ③ お尻を締める。

お尻の穴をキュッと締めることを意識して。

④ お腹をぐっと上げる。

おへその2センチ上に引き上げるイメージ。

⑤ 肋骨を体の中にしまい込む。＝くびれを作る作業！ ⑥ 背筋を伸ばし、肩甲骨を引き寄せる。

背中&デコルテを開きます。

＜腕の位置＞

身体の真横。身体のラインに沿って、中指を置くイメージです。
手のひらは内側に向け、指先までピンと綺麗に！

＜頭の位置＞

くるぶし、腰、肩の上に耳の穴がある状態。
前首の方が多いけど、首はなるべくラインが一直線のイメージ。重心は常に真ん中。
前首になりがちな人は、日々の意識に加えて体幹トレーニングが必要です。

「これを続けていると、感覚が身に付いていきます。
正しい姿勢を作るのに、ゴルフボールを足の裏でコロコロするのもおすすめですよ。
身体の凝りが解れて、柔軟に役立ちます。
仕事をしながらとか、テレビを観ながらとか。ヒールを履いて疲れた日も。
私も気付いたらコロコロしています（笑）」

ウォーキングの基本

正しい姿勢ができるようになったら、次はウォーキングを見直しましょう。
実は、フラットシューズとヒールで、歩き方が異なるんだそう！

＜ヒールを履いた時＞

ヒールウォーキングの基本は、一本のラインの上を歩きます。

① 斜め前に膝とつま先を”内側”に出す。 ② 足をまっすぐ宙に伸ばし、ラインの1センチ”外側”に親指を向ける。

出す時は、後ろ足の真前に。膝の間に隙間はなるべくつくらない。

③ 膝は伸ばしたまま着地。

踵を上げず、つま先をしっかり前に出していく。つま先と踵は同時に着地させる。

④ 身体の重心を前に移動させる。

膝が曲がらないように。前足も後ろ足もしっかりと伸ばしたまま。

＜フラットシューズを履いた時＞

「基本はヒールの時と同じです。
ただ、フラットシューズの場合は、膝とつま先を斜め前に出すのではなく、真ん前に出します。
また、一本のライン上を歩くのではなく、ラインを跨いで歩いてOK。
更に、踵から着地しても構いません。
姿勢を正す、お尻を締める、骨盤立てることはしっかり意識して。
フラットシューズの場合でもつま先を綺麗に出せると、歩き方がしなやかに見えますよ。」

「『ヒールを履くと、重心が前に行ってしまって痛い…』という悩みは、姿勢・歩き方によって改善されます。
靴を購入するときは必ず試着して、足の形に合ったデザインを履いてくださいね。
ヒールの高さによっては、筋肉がついていないと綺麗に歩けません。
自分がその高さで綺麗に歩けるのかもちゃんと考えて。
筋肉がない挙句に正しい歩き方をしないと、本当に体が歪んでしまいます。
ヒールを履くのにも、筋トレが必要！おうちにいる間はつま先立ちで歩くなどしてみてくださいね。

レッスン受講者からは”周りから褒められるようになった！”との声多数。バチェラー共演者にレッスンすることもあるとか♡

ジムへ行ってトレーニングして…っていうのが筋トレだと思いがちですが、日々姿勢を正すことも実は筋トレ。
特別なことではなく、日々の積み重ねでいいんです。だから”持続可能”なんですよ。」

写真に綺麗に写る方法

「とにかく角度を意識しましょう！真っ直ぐ立つのはNG。
顔を小さく見せたい時は、姿勢を正して手や小物などを顔に添えるのものもおすすめです。
でも、ポージングよりも前段階の話ですが、一番大切なのは”自分を知ること”。
例えば、効き顔を知ることもその一つです。
どちら側の顔が綺麗に写るか、どの角度が綺麗に写るかを徹底的に研究する必要があります。
他撮りでたくさん写真を撮って、自分を客観的に見る機会をつくってみてください。
見られているという意識が一番自分を高めていきます。

腕は少し身体から浮かせるだけで、細く見えるんだそう。
ライターが試しました！（左写真は腕を身体にくっつけています。）

もちろん持続可能な健康美というのもあるんですけど、正しい姿勢や美しい振る舞いは、おもてなしの心得でもあるなと思っています。
綺麗な振る舞いをしている人が目の前にいて、不快に思う人っていないじゃないですか。
清潔感やマナーと一緒です。お金もかからないし、誰でも今すぐできること。
”美の底上げ”をするために、絶対に取り入れるべきです！」

野原さんの圧倒的美しさの秘訣は「姿勢や振る舞い方」にアリ！

姿勢や振る舞い方にちょっと気を遣うだけで、美しく、そして健康になれる。
しかも、時間もお金もかからない！いいことづくしですよね…！

みなさんも、できることから取り組んでみてくださいね。野原さんのSNSも要チェックです！

Text:Shibamiya Yukari