「まだできてないの？」「今日デート？」イラッとする上司の発言、上手なかわし方をマスター！

「これ、なんでできてないの？」「もう帰るの？今日デート？」など、上司からの叱責や余計なお世話発言、誰しもが経験ありますよね。モヤっと発言もさらりとかわす、コミュニケーション上手な大人女子になるための、賢い「かわしワード」ご紹介します！

曖昧なニュアンスでかわしたり、自分に嘘をついて無理なことを言うと、結局問題が解決されずお互いストレスになるだけ。わかりやすく答えて上司を安心させることが肝心です。また、悔しくても上司を立てる姿勢は忘れないで。

「〇〇までにはやります」

「実はここがわからないので教えてください」

はっきりとできる期日(無理のない範囲で)を伝えることが大切。できないのであれば、言い訳ではなく教えを請う姿勢を。

「はい。やる気はあります」

「実は最近悩んでいて、相談できますか?」

本当にモチベーションが下がっていたら、いいチャンスだと思って前向きに捉え、心情を伝えてみて。

「はい。帰ります」

「デートだといいんですけどね、でも違うんですよ」

仕事が終了したら堂々と帰宅してOK。気を使う必要はありません。デートを詮索されるのが嫌なら、やんわり否定しましょう。

「すみません。同じミスをしないように以後気をつけます」

本当に何回も同じ間違えをしているようなら、上司も部下も何が原因か解明させる努力を。

「その言葉を重く受け止めます」

「常識」という言葉は、パワハラ、モラハラになる危険性があるので、使わない方がいい言葉。もし言われた際は、良い方（精進します）にも、悪い方（パワハラで訴えますよ）にも捉えられる返答を。ここは、笑顔ではなく真顔で。

教えてくれたのは

コミュニケーションアドバイザー

森優子先生

マリアージュコンサルタント事務所代表。西武ライオンズチアリーダーに従事。類いまれなる接客術で大手代理店では優秀な営業成績を残し、銀座のクラブではナンバーワンホステスに。著書に『感じのいい人は、この「ひと言」で好かれる』(三笠書房)他。

掲載：美人百花2022年9月号「賢いレディになるための言いかえ＆かわし方辞典」

イラスト/村澤綾香