「僕が出すから」え、嘘でしょ？結婚を考えていた彼の金銭感覚がサイアク！

現在、私は夫と毎月使ったお金と残ったお金を報告しあうようにしています。それは、私の提案から始まったことでした。なぜ、私がその提案をしたかというと、過去の私の失敗が元になっているのです。

私が今の夫と出会う前に付き合っていた彼氏の話です。その彼氏は、お金に余裕があるらしく毎回のデート代はもちろん、食事代、たまに行く旅行代など、ほぼすべてのお金を出してくれました。

私は、時に「今日は私が出すよ」と言うこともあったのですが、彼がYESと言うことは決してありませんでした。たまに彼が受け取ってくれたとしても、半分以下の金額で、どう見ても毎回彼氏のほうが多くお金を出してくれていたのです。

付き合いはじめた当初こそ、「彼におごってもらってラッキー！」という気持ちがあったのですが、徐々にその気持ちは薄れていきました。というのも、私は、毎回多くのお金を出してもらうことは、金銭的な面で彼と対等な関係を築けていないと思っていたからです。

お金を出せば私とデートできる、そんな風に彼が考えているのでは？と疑心的な気持ちが私には芽生えてきました。

そんなあるとき、彼と貯金の話になり、彼にどれぐらい貯金があるのかを聞いてみました。すると、彼の答えは「貯金はほとんどない」とのこと。当時お互い社会人だったので、社会人にもなって貯金がないという彼の答えに私は唖然としてしまいました。

私は、一時期、彼との結婚を考えていたこともありましたが、貯金がないことを知り、結婚後もそんな金銭感覚ではとても付き合っていけないと思い、別れることを決意しました。このときの学びがきっかけとなり、私は、今結婚している夫とも、毎月使ったお金を報告し合うことにしています。

お互いのことを信頼してるからこそ、お金も「見える化」することで、さらにお互いが安心できる関係を築きたいと思っています。

「金の切れ目が縁の切れ目」という言葉があるように、お金がきっかけで、縁が切れる可能性もあります。だからこそ、毎月どんなことにお金を使っているのか？どのくらいお金が残っているのか？について2人で話し合い、報告し合うことが夫婦関係を継続させるためにも必須だと私は考えています。

著者／nanoka22

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ベビーカレンダー編集部／ムーンカレンダー編集室