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【収納の基本】「家を片付けたい…!」プロがオススメする“収納のコツ“を解説します!

  • 2022.9.7
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「最近、家が散らかってきたな...」

「家を片付けたいけど、何から始めたら良いの...?」


家を片付けようとしたまでは良いですが、結局何からやれば良いかわからず挫折してしまうケースは非常に多いです。


こんにちは、住宅収納スペシャリスト・整理収納アドバイザーのぱぱらくと申します。

私も20代のころは汚部屋に住んでいましたが、32歳でマイホームをきっかけに一念発起して整理収納について学び、現在は整理収納や住宅収納でコンサルティングやコラムニストとして活動しています。


この記事では、初心者でも迷わずに努力さえすれば家をすっきり片付けられるよう「整理収納の基本」となる最初にやるべきことを解説します。


この記事を読めば「これから家を片付けたい人が知るべき本当に必要なコツ」がわかります!ぜひ取り組んでいただければと思います。

一番大事なのは「断捨離」です

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いきなりですが結論は「まず断捨離しよう」です!


いやいや、片付けたいんだからモノにあった収納用品を買うところからスタートでしょ!
と思われる方もいるかもしれませんが、はっきり言ってこのやり方では片付きません。

みなさんもよく考えてみてください。「使わないモノを収納=無駄」だと思いませんか?

いらないモノを収納することは百害あって一利なし

いらないモノをわざわざ収納するのはデメリットがたくさんあります。

  • いらないモノを置くスペースに家賃を払う
  • そのせいで住むスペースが狭くなる
  • 探し物が増えてムダな時間が増える
  • 収納用品が増えてお金もスペースも無駄にする

数えるとキリがないほどたくさんあります。まさに「百害あって一利なし」です。

まず「いらないモノ・不要なモノ」を収納の対象から外すことを考えてみるのはいかがでしょうか。

最初は服から始めるのがおすすめですので、我が家の事例を見ながら一緒にやってみましょう。

我が家の事例

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現在、我が家は4人家族。男の2人兄弟で、小学生と幼稚園です。

うちではファミリークロークといって家族が普段着る服を一箇所にまとめていて、1人につき基本的に横幅60cmを服の収納スペースとしています。


ハンガーラックにかける洋服、実は適正な幅が決まっています。コートとTシャツでも違うのですが、1着あたり3〜5cmです。余裕をみて1着5cmと考えると、60 ÷ 5 = 12着がハンガーラックにかけられる量ということになります。


シーズンオフの服は2階に収納しているのですが、衣替えの時は普段使う服しか1階に持ってきません。この時も、収納のサイズが決まっているので12着程度しかハンガーラックにはかけません。


前置きが長くなりましたが、こうするとある発見があります。


「着ない服は、1階に持ってこないのでずっと2階にいる」
ということです。


1年間着ない服は基本的に一生着ないので断捨離対象なのですが、我が家の場合は「1年間1階に降りてこなかった服」がそれにあたります。


それがわかった瞬間、ゴミ袋に入れてすぐに地元の古着を捨てられるリサイクルセンターへ。

うちではこんな感じで服の断捨離をしています。

まとめ:最初は服の断捨離から

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収納って何から始めれば良いの?という方は、まず服の断捨離からはじめてみてください。

我が家のように服の収納は1人60cmまで!という風に決めてしまえば、それ以上ある服はなんとかして捨てないと...という意識がはたらくので、断捨離がはかどります。


もちろん最初から完璧にうまくはできないですが、今回のやり方をもとに少しでも片付くすっきりした暮らしに近づけてもらえれば嬉しいです!



ライター:ぱぱらく(Instagram/@paparaku999

「ままが楽になれば、ぱぱが楽になる」がモットー。自身が注文住宅を建てた経験から、知っておくべき家づくりの知識をまとめるWEBメディア「後悔しない注文住宅マニュアル」を運営。WEBサイトは毎月7万人以上が訪れ、SNSフォロワーは約5万人。男性目線での間取り・収納の考え方がセミナーやSNSで好評を得ている。大手メディアでのコラム執筆、雑誌掲載など多方面で活躍中。
【保有資格】住宅収納スペシャリスト・整理収納アドバイザー1級