今回ご紹介する難読漢字はこちら! 「海蘿」です。
使用されている漢字からもわかるように、こちらは「海」に関係する言葉ですよ。
さて、いったいなんと読むのでしょうか?
「海蘿」の読み方!
それでは、早速「海蘿」の読み方を発表します。
2文字目は「羅針盤(らしんばん)」の1文字目に似ていますが、だからと言って「うみら」や「かいら」と読んでしまった方は、残念ながら不正解!
そして、ここで重大な事実をお伝えします。なんと今回、「海」は「うみ」とも「かい」とも読みません!
こちらを聞いて、すっかり途方に暮れてしまった…なんて方も多いかもしれませんね。
それでは、ここでヒントをお伝えします。実は「海蘿」は「布海苔」と書くこともできるんです。これでもう、多くの方が正解にたどり着けたはず…。
そう、「海蘿」は「ふのり」と読むんです!
「海蘿」について
「海苔」は日常的に食べる機会も多く、簡単に「のり」と読むことができたはず。ヒントを見て、「海蘿」を「ふのり」と読むとわかった方も多いと思います。
それでは、こちらはどのような特徴を持っているのでしょうか? 辞書で確認してみましょう!
フノリ科の紅藻の総称。フクロフノリ・マフノリ・ハナフノリなどがある。主に波の荒い外海の岩などに、冬から春にかけて繁茂。体は暗紅色か黄紅色の円柱状などで、枝分かれする。板状に加工され、煮溶かして主に絹物の仕上げ糊として用いる。また食用にし、味噌汁などに入れる。《季 夏》
出典:『デジタル大辞泉』小学館
「仕上げ糊」とはその名前の通り「染め物の仕上げに用いる糊」のこと。食べることもできるなんて、幅広い用途がありますね…!
味噌汁以外にも、たとえば酢の物やサラダのトッピングにしたり、炒め物などにしてもおいしくいただけそうですよ。興味を持たれた方は、ぜひ食べてみてくださいね!
まとめ
いかがでしたか?
「海蘿」は「ふのり」と読みます。
ぜひこの機会に覚えて、スーパーなどで見かけた際は食卓の一品に採用してみてくださいね!
参考:『デジタル大辞泉』小学館