「巴布」はなんと読む？読めたらスゴい難読漢字、正解は？

今回ご紹介する難読漢字はこちら！「巴布」です。

「巴」に「布」と、それぞれの漢字は比較的簡単ですよね。しかし、これらが組み合わさっているのを見たことのある方は、そう多くないかもしれません…！

さて、いったいなんと読むのでしょうか？

もしかしたら、多くの方は「ともえぬの」と読んでしまったかもしれません。

しかし、残念ながら不正解！ちなみに「ともえぬの」ではないからと言って「ともえふ」と読むわけでもありませんよ。

読み仮名は3文字で、きっと誰しも1度は使ったことのある道具を表す言葉です。ただ、違う名前で認識している方が大半かもしれません…！

それでは、正解を発表します。

正解は「パップ」でした！

「え、パップなんて生まれて初めて聞いたけど…」「もしかして発布（はっぷ）と勘違いしていない？」

上記のように不思議に感じた方もいらっしゃるかもしれません。

しかし「巴布」がなにを表しているかを知れば、きっと「なるほど！」と納得していただけるはずですよ。辞書で確認してみましょう！

〘名〙 (pap)⸨ハップ⸩ 医薬品と油性成分を混ぜたものをあたためて紙や布につけ、皮膚、筋肉、関節などの炎症部にはること。また、湿布など。

出典：『精選版日本国語大辞典』小学館

そう！「巴布」とは「湿布」のことでもあるんです。肩こりや腰痛がひどい時や、たくさん運動した後の痛みを感じた際に、使ったことのある方も多いと思います。

ちなみに「巴」を「パ」と読む言葉には、ほかにも「巴里（パリ）」がありますよ。この機会に、併せて覚えておきましょう！

いかがでしたか？

「巴布」は「パップ」と読みます。

今後も様々な難読漢字をご紹介していきますので、ぜひお楽しみに！