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「迫間」はなんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は?

  • 2022.10.10
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今回ご紹介する難読漢字は「迫間」です。

「迫る(せまる)」や「迫真(はくしん)」などの言葉に使われる「迫」と、「合間(あいま)」や「時間(じかん)」などの言葉に使われる「間」が組み合わった言葉です。

さて、いったいなんと読むのでしょうか?

「迫間」の読み方!

それでは、早速「迫間」の読み方を発表します。

ヒントは「○○ま」と読みます。ちなみに、別の漢字で「狭間」と書くこともできますよ。

もうお分かりでしょうか?

正解は「はざま」でした!

「迫間」について

「はざま」は聞いたことのある方も多いと思いますが、「迫間」と書くことができるということは、あまり知られていなかったかもしれませんね。

ですが、実は「迫」には「迫る(せる)」という読み方があり、こちらは「他の物との間隔を狭くする。せばめる」という意味があります。これを踏まえると、「狭間」と同じように「迫間」と書くことも納得できるのではないでしょうか。

なお、「はざま」の意味は下記の通りになります。

〘名〙 (古くは「はさま」)
① 物と物との間のせまいところ。すきま。あいだ。
② 山と山のあいだのせまく低いところ。谷あい。谷間。谷。
③ ある事柄と次の事柄との間の時間。また、ある事柄や状態が継続しているあいだ。その間(かん)。時間的間隙。
④ 弓、鉄砲などをうつために、城壁などにあけられた穴。銃眼。さま。
⑤ 昔、ウグイスを飼うかごのふたにつけた装飾の丸い透し。
⑥ 囲碁で、斜めに一路隔てて飛んである石の中間の点。

出典:『精選版 日本国語大辞典』(小学館)

 

①の意味で「ビルの迫間に立っている」や「雲の迫間から光が射す」、もしくは③の意味で「仕事の狭間に別件を済ます」などのように使うことが多いかもしれません。しかし、実はこれほどまでにたくさんの意味があったんです!

まとめ

いかがでしたか?

「迫間」は「はざま」と読みます。

今後も様々な難読漢字をご紹介していきますので、ぜひお楽しみに!