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「布く」はなんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は?

  • 2022.10.18
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「布巾(ふきん)」や「毛布(もうふ)」、「掛け布団(かけぶとん)」など、身の回りにある道具にしばしば使われている「布(ぬの)」。今回は、こちらに関する難読漢字クイズを出題させていただきます!

それが、こちらの「布く」。みなさんは、いったいなんと読むのかわかりますか?

「布く」の読み方!

記憶にある「布」の読み方から想像し、こちらを「ぬのく」や「ふく」と読んでしまった方もいらっしゃるかもしれません。しかし、残念ながら不正解です…。 

それでは、ここでヒントをお伝えします。実は「布く」は、ほかの漢字で書くこともできるんです。それは「領く」「藉く」、そして「敷く」…いかがでしょう、この中に見覚えのあるものはございませんか?

…そう、正解は「しく」でした!

「布く」について

「下敷(したじき)」や「敷物(しきもの)」などに使われているため、「敷」を見て読み方に気づいた! なんて方も多いかもしれません。

しかし、実は「しく」という言葉には様々な意味があるんですよ。中には、みなさんが今までに聞いたこともないものもあるはず…!

たとえば、なにかを設置したりする際にもこの言葉を使うことができます。レールや線路を「しく」ということが可能です。

また、なにかを治める(統治する)意味でも使うことができますよ。『万葉集』に「天皇の敷きます国」、つまり「天皇のお治めになる国」という一節があります。

ほかにもたくさんの意味があるので、興味を持たれた方はぜひ調べてみてくださいね!

まとめ

いかがでしたか?

「布く」は「しく」と読みます。

簡単に見える漢字でも、実は意外な読み方を持っていることはしばしばありますよ。今後もご紹介していきますので、ぜひお楽しみに!

参考文献:『デジタル大辞泉』(小学館)