日本人の主食といえばお米。
おいしいおかずを食べたときは、「ごはんが欲しい!」と思いますよね。
そんなお米ですが、日本で多く生産されているのでしょうか?それとも、他の国の方が多いのでしょうか?
ということで今回は、総務省統計局の2019年のデータをもとに、お米(モミ)の生産量が多い国をランキング形式でご紹介します!
第3位:インドネシア 約5,460万トン
インドネシアの方は、「お米を食べなければ食事をしたうちに入らない」というほどお米が好きなんだそうです。
確かに、代表的なインドネシア料理のひとつであるナシゴレンは、炒飯のようにお米を炒めた食べ物ですよね。
日本で一般的に食べられているのは、粒が丸く粘り気があるジャポニカ米ですが、インドネシアでは粒が細長く粘り気が少ないインディカ米がよく食べられています。
第2位:インド 約1億7,765万トン
インドといえばカレーを思い浮かべる方がほとんどなのではないでしょうか。
日本のインドカレー屋で出されるようなナンはインドの北部でよく食べられており、南インドでは主食としてお米を食べることが多いそうです。
カレー以外にも、いろいろなスパイスを使った煮込み料理や炒め物が、定番のおかずとしてお米と一緒に食べられています。
さらに、お米と肉や魚、野菜、さまざまなスパイスを炊き込むビリヤニも代表的なお米料理です。
第1位:中国 約2億961万トン
世界で生産されているお米の量は約7億5,547万トンなので、およそ28%が中国で作られていることになります。
稲作の起源は中国の長江流域だと考えられています。遥か昔から現代に至るまで、お米を作っているんですね。
炒飯やちまきなど、お米を使った中華料理は日本でも馴染み深いですよね。
番外編:日本は第11位!
日本は第11位で、生産量は1,052万トンでした。
おせんべいや日本酒、米麹など、お米を使った食品は、わたしたちの生活に欠かせません。
日本の食料自給率は38%と低めですが、お米の自給率は97%とほとんどを国内で生産しています。
世界中でさまざまな料理として食べられている!
日本人が愛してやまないお米ですが、外国でもたくさん食べられているんですね。
各国それぞれの料理があったので、食べてみたくなった方も多いのではないでしょうか。
今度の休日は、各国の料理作りにチャレンジしてみてはいかがでしょうか!
参考資料:総務省統計局「世界の統計2022」、明治「比べてみよう!世界の食と文化」、Food and agriculture data「Crops and livestock products」、農林水産省「特集1 米(1)」「食料自給率のお話(連載)」