今回ご紹介する難読漢字はこちら! 「土器菜」です。
「土の器に野菜を入れるの…?」と、なぜこれらの漢字が並んでいるのかわからずに、いろいろ想像をしてしまった方もいらっしゃるかもしれません。
読み仮名は5文字です。さて、いったいなんと読むのでしょうか?
「土器菜」の読み方!
それでは、早速「土器菜」の読み方を発表します。
ここでヒントをご紹介。「菜」は「な」と読みますが、カギになるのは「土器」の読み方です。「どき」以外にもう1つ、面白い読み方がありますよ…!
それでは、ここでヒントをお伝えします。
「土器菜」は「○○○けな」と読み、空欄には「河原」「川原」の読み方と同じ平仮名が入りますよ。
…もうわかりましたよね?
そう、正解は「かわらけな」でした!
「土器菜」について
「土器」には「どき」以外に「かわらけ」という読み方があります。歴史の授業で聞いたことのある方もいらっしゃるかもしれませんね。
ただ、今回のお題である「土器菜(かわらけな)」の意味は、まだわからない方もいらっしゃると思います。「もしかして、土器(かわらけ)に盛り付けた野菜のこと?」なんて考えていませんか?
それでは、辞書で意味を確認してみましょう!
〘名〙 植物「たびらこ(田平子)」の異名。
出典:『精選版 日本国語大辞典』(小学館)
「田平子」は「キク科の二年草」ですが、ほかに「胡瓜草(きゅうりぐさ)の誤称」や「鱮(たなご)の異名」でもあるそうです。
「鱮」は一般的なスーパーなどであまり見かける魚でもないですし、なじみのない方も多いかもしれませんが、海に生息している「海鱮」はとてもおいしいそうですよ。
まとめ
いかがでしたか?
「土器菜」は「かわらけな」と読みます。
ぜひこの機会に覚えて、ご家族やご友人にも教えてあげてくださいね!