今回ご紹介する難読漢字はこちら! 「鎹」です。
「金偏」からわかるように、こちらは金属に関する漢字となっています。
さて、いったいなんと読むのでしょうか?
「鎹」の読み方!
それでは、早速「鎹」の読み方を発表します。
「金偏」の漢字ではありますが、残念ながら「かね」や「きん」とは読みません!
右側は「送」に似ているようにも見えますが、「鎹」の読み方とは全く関係ありませんよ。
読み仮名は4文字で、頭文字は「か」です。つまり「か○○○」と読みます。
たとえば、「子はか○○○」と言いますが、わかりますか…?
それでは、正解を発表します。
正解は「かすがい」でした!
「鎹」について
今日ではあまり耳にする機会がないかもしれない「鎹(かすがい)」。しかし、実は身の回りでよく見かけるものなんですよ。
いったいその正体はなんなのか、「子は鎹(かすがい)」の意味とともに、辞書で確認してみましょう!
〘名〙
① 戸を締めておくための金具。かけがね。かきがね。
② 材木の接手、仕口をつなぎ固めるために作られたコの字形の大釘。
③ 両者の関係をつなぎとめておくもののたとえ。多く、夫婦の縁をつなぎとめる子どもをいう。→こ(子)は鎹。
出典:『精選版 日本国語大辞典』(小学館)
そう! 戸などについているあの金具の名前が「鎹」なんです。もし外出中の方は、家に帰ったらぜひ確認してみてくださいね。きっと「鎹」の姿を確認できるはずですよ。
また、②のように材木などをつなぐ釘の1種でもあります。「子は鎹」は夫婦の仲を取り持つ役割を、「子」が「鎹」のように果たすことのたとえとして使われているようです。この機会に、併せて覚えておきましょう!
まとめ
いかがでしたか?
「鎹」は「かすがい」でした!
このほかにも様々な難読漢字がありますよ。今後もご紹介していきますので、ぜひお楽しみに!