1. トップ
  2. 「なにを表す?」わかったらスゴい【地図記号】の意味、正解は?

「なにを表す?」わかったらスゴい【地図記号】の意味、正解は?

  • 2022.9.7
undefined

地図記号と聞くと「小学校」や「図書館」、「消防署」などをイメージされる方も多いかもしれません。でも、ほかにも「広葉樹林」や「滝」など、自然に関するものもたくさんあるんですよ。

今回ご紹介する、画像の地図記号もその1つ。さて、いったいなにを表しているのでしょうか?

この地図記号の意味は?

ローマ字の「L」を中央に、上から2本斜めの線がくっついているようにも見えるこの形…見た目から、いったいなにを表す地図記号か連想することは、ちょっとだけ難しいかもしれません。

それでは、ここでヒント!

この地図記号は、とある植物に関するものです。「L」に見える部分の下の線は、その「樹影(じゅえい)」を表しているんですよ。

時期になると、この植物が成長する前の「若芽(わかめ)」を食べることもあります。炊き込みご飯にしたり、煮たり天ぷらにして食べるあの食材と言えば…?

そろそろ、答えが分かった方も多いと思います。

そう、正解は「竹林」でした!

豆知識

「竹」の「若芽」と言えば、もちろん「筍(たけのこ)」です。本当においしいため、旬の時期にはついつい食べ過ぎてしまう…なんて方もいらっしゃると思います。

ただし、今回のクイズの答えは「竹」ではなく「竹林」が正解です。この地図記号は「竹」そのものではなくて、「竹がすきまなく生えているところ」を表すそうですよ。

さて、ここで1つ問題です! みなさんは「竹」がなに科の植物が知っていますか?

「え、タケ科じゃないの?」と思われたかもしれませんが、正解は「イネ科タケ亜科」です!

「イネ科」といえばお米をイメージされる方も多いかもしれませんが、「イネ科」は全世界にわたって600余族1万種あり、キク科と並んで種子植物で最も大きな科です。その亜科として、「タケ亜科」「イチゴツナギ亜科」「キビ亜科」などの12の亜科に構成されるそうですよ。

まとめ

いかがでしたか?

もし地図を見ることがあったら、ぜひ「竹林」の地図記号を思い出してくださいね!

※参考文献:国土地理院 地図記号一覧、ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典、日本大百科全書(ニッポニカ)