田んぼの色が黄金色になり、稲穂が垂れている様子が見られるようになってくると、秋の訪れを実感する方が多いのではないでしょうか。
さて今回は、「稲」を使った言葉から「稲茎」をご紹介します。
「いなく(ぐ)き」と読むことができますが、今回は違う読み方を考えてみてくださいね。
一体なんと読むのかわかりますか?
「稲茎」の読み方!
では、早速「稲茎」の読み方を発表します。
ここで少し、ヒントを出しましょう。
まず、「稲」は「い〇」と読みます。そして、「茎」は「くき」と読むことが多いかと思いますが、今回はまったく異なる読み方をしますよ。
さあ、そろそろ読み方はわかりましたか?
正解は「いながら」でした!
「稲茎」の豆知識
「稲」を「いな」と読むのはまだなんとなくわかりますが、「茎」を「がら」と読むのは珍しいですよね。
では、「稲茎(いながら)」とはどういう意味なのでしょうか。
稲の茎。
出典:北原保雄編、明鏡国語辞典第二版、大修館書店(2017年4月1日版)p.126
読んで字のごとく、意味は「稲の茎」のことです。ほかの漢字で「稲幹」と書くこともあります。
稲といえば、「実るほど頭を垂れる稲穂かな」ということわざを聞いたことがありませんか?これは、知識や技術を身につけた人ほど謙虚になる様子を例えたものです。
こちらもあわせて覚えておいてくださいね。
まとめ
いかがでしたか?
「稲茎」は「いながら」と読みます。
あまり日常的に使う言葉ではないかもしれませんが、この機会にぜひチェックしておいてくださいね。