「心情」は「しんじょう」以外になんと読む？読めたらスゴい難読漢字、正解は？

今回ご紹介する難読漢字は「心情」です。

もちろん「しんじょう」と読むことはみなさんもご存知かと思います。

しかし、この言葉にはあまり知られていない読み方もあるんですよ。

なんと読むのか、ぜひお考えください！

「しんじょう」以外となると「こころなさけ」と読んだ方も多いのではないでしょうか。実はそれで正解なのですが、しかし、読み方はもう2つあるんです。

イメージはつきましたでしょうか？

それではここで正解を発表します。

正解は「こころなさけ」「うらなさけ」でした！

さて、「しんじょう」というと、心の中で思っていること・感じていることを表しますよね。今回の「こころなさけ」「うらなさけ」も同じ意味なんでしょうか。早速辞書で確認してみましょう。

まずは「こころなさけ」です。

こころ‐なさけ【心情】〘名〙心持。愛情。思いやり。

出典：『精選版日本国語大辞典』（小学館）

続いて「うらなさけ」は…

うら‐なさけ【心情・裏情】〘名〙
①(「うら」は「こころ」の意)心のうちに秘めている愛情。
② (裏情) 見せかけの愛情。うらはらの愛情。

出典：『精選版日本国語大辞典』（小学館）

そのまま「裏情」と表記することもできるようです。

どちらも「愛情」を指しており「しんじょう」とは異なる意味を有しています。

しかし、「うらなさけ」のほうは「見せかけの愛情」を表すそう。単なる愛情ではなく、マイナスイメージを伴う意味なのですね。文面上に記す場合には、表記に気をつけてくださいね！

いかがでしたか？

「心情」は「しんじょう」の他に「こころなさけ」「うらなさけ」と読みます。

今後も意外な難読漢字を、たくさんご紹介させていただきますね！