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「父者人」はなんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は?

  • 2022.10.23
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今回ご紹介する難読漢字は「父者人」です。

「これが難読漢字?」と、首を傾げている方がいらっしゃるかもしれません。確かに「父」「者」「人」はどれも簡単な漢字かと思います。

そのまま「ちちじゃひと」と読むこともできるのですが、そう言われると途端に難しく思えてきますよね。

それでは、なんと読むのかお考えください!

「父者人」の読み方!

「ちちじゃひと以外と言われても…」と困惑されていらっしゃるかもしれませんね。簡単に「ふものじん」と読んでしまいたくなるかもしれませんが、残念ながら不正解です。

お手上げという方のために、ここでヒント!

今回の問題の鍵は「父」にあります。こちらを「ちち」と同じくた行のみを使って読んでみてください!

どうでしょう、答えの見当はつきましたか?

それでは、正解を発表します。

正解は「ててじゃひと」でした!

「父者人」について

「父」と書いて「てて」と読む。意外な読み方に驚かれた方も多いのではないでしょうか。

それでは、ここから意味の確認に移りましょう。「父者人」という字面から「父親」を指す言葉だと考えている方も多いのではないでしょうか。その推測が当たっているか、辞書の記載をご確認ください!

ててじゃ‐ひと ててぢゃ‥【父者ジャ人】〘名〙 (父である人の意。「者」は当て字) 丁寧な会話の中で自分の父をさしていう。ちちじゃひと。ててじゃもの。

出典:『精選版 日本国語大辞典』(小学館)

 

そう、単純に「父」を表すわけではなく、丁寧な会話で使われる言葉なんだそう。ただ、いくら丁寧な会話といっても、今の時代にいきなり「ててじゃひと」と言われてしまうと驚いてしまいそうですね。

ちなみに「父」には「ちち」「ふ」「てて」の他にもたくさんの読み方があります。「ち」「とと」「しし」などなど、まだまだありますので興味のある方はぜひ調べてみてくださいね!

まとめ

いかがでしたか?

「父者人」は「ちちじゃひと」のほかに「ててじゃひと」とも読みます。

ぜひこの機会に「父者人」をご家族やご友人に教えてあげてくださいね!