「素跣」はなんと読む？読めたらスゴい難読漢字、正解は？

今回ご紹介する難読漢字は「素跣」です。

「素」はよく見かける漢字ですが、一方の「跣」は初めて知ったという方も多いかもしれません。「洗」「先」などに似ているようにも見えますね…。

いったいなんと読むのか、ぜひお考えください！

「素」は日常でもよく使う漢字、読み方はよくご存知かと思います。しかし「跣」に関しては初見の方も多いかもしれません。

それでは、ここでヒントをご紹介。

「素跣」の読み仮名は「す〇〇〇」となっています。みなさんも小さなころは公園などで〇〇〇で駆け回ったかもしれませんね。

どうでしょう、適切な3文字の見当はつきましたか？

それでは、正解を発表します。

正解は「すはだし」でした！

そう、「跣」は「はだし」と読むことができます。基本的には「裸足」と表記されることがほとんどのため、ご存知ない方が多かったかもしれませんね。

なお、「素跣」の意味は下記の通りとなっています。

す‐はだし【素跣・素裸足】〘名〙足に何もはいていないこと。はだし。すあし。跣足(せんそく)。

出典：『精選版日本国語大辞典』（小学館）

「すはだし」という読み方そのままの意味のため、正解がわかった段階で答えの予想がついていた方が多いかもしれませんね。

ちなみに、「跣・裸足・跣足」には、なにも履いてない状態の他に、少し変わった意味があるんです。

ある分野で非常にすぐれているさまを「裸足で逃げる」と例えることがあるかと思います。ここから「はだし」には「その道の専門家もかなわないほどであること」という意味があるそうなんです（出典：『デジタル大辞泉／』小学館）。

こちらもこの機会に併せて覚えておいてくださいね！

いかがでしたか？

「素跣」は「すはだし」と読みます。

日頃使っている言葉にも、意外な漢字表記があることもしばしば。気になる方はぜひ辞書を引いてみてくださいね！