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「食火鶏」はなんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は?

  • 2022.10.9
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今回ご紹介する難読漢字は「食火鶏」です。

「火を食べる鶏…?」と、その字面に驚いている方も多いかもしれませんね。

いったいどのような「鶏」なのでしょうか、ぜひお考えください!

「食火鶏」の読み方!

字面から簡単に考えると「しょくひどり」「くいひどり」などが候補に挙げられるかもしれませんね。ただ、残念ながら上記はどちらも不正解なんです。

しかし、答えに近づいていないわけではありません。実は「くいひどり」は答えにかなり似た読み方となっています。

それでは、正解を発表します。

正解は「ひくいどり」でした!

「食火鶏」について

読み方が分かったところで、意味の確認に移りましょう。まさか字面そのまま「火」を「食」べる「鶏」とは考えられませんよね…。

それでは、辞書で正体を確認しましょう。

ひくい‐どり ひくひ‥【火食鳥・食火鶏】
〘名〙 ヒクイドリ科の鳥の総称。全長および高さ約一・五メートル。ダチョウにやや似ているが丈が低い。翼は退化して飛べず、あしは強大で走るのが速く、泳ぐこともできる。羽毛は黒色の剛毛状。頭上に烏帽子状のかたい冠があり、頭・くびは裸出して青・緑・赤などの美しい色を呈する。雑食性で、暗い密林内にすむ。巣は直径約一メートル。卵は濃緑色で、抱卵は主として雄が行なう。オーストラリア北部・ニューギニアなどに三種が分布する。カゾアル。

出典:『精選版 日本国語大辞典』(小学館)

 

鳥の中でも巨大で素早く走る「ダチョウ」によく似た鳥とのことです。決して「火」を「食」べる想像上の「鶏」というわけではありませんよ。「火」と「食」をひっくり返した「火食鳥」も「ひくいとり」と読むことができ、同義となっています。

ちなみに、なぜこのような名前かの由来は赤色や青色の肉垂から来ていると考えられているそうです。

まとめ

いかがでしたか?

「食火鶏」は「ひくいどり」と読みます。

「食火鶏」についてまだまだ気になる方は、ぜひチェックしてみてくださいね!