「葭五位」はなんと読む？読めたらスゴい難読漢字、正解は？

今回ご紹介する難読漢字は「葭五位」です。

「五位」が含まれていることもあり「なにかの順位…？」とお考えの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

読み方とあわせて、その正体も当ててみてください！

おそらく大勢の方が「葭」をどう読むかお考えなのではないでしょうか。「暇（ひま）」や「蝦（えび）」という漢字に似ていますが、かと言って「ひまごい」や「えびごい」と読むわけではありませんよ。

それでは、ここでヒント！

「葭五位」は「葦五位」と表記することができます。「〇〇ごい」、空欄を埋める2文字をお考えください！

どうでしょう、答えの見当はつきましたか？

それでは、正解を発表します。

正解は「よしごい」「あしごい」でした！

「葭」「葦」はどちらも「よし」「あし」と読むことができるんです。この機会に覚えておいてくださいね！

さて、読み方は分かりましたが「葭五位」の正体はまだ定かではありませんよね。物体なのか生き物なのか、はたまた別のなにかなのか、辞書で確かめてみましょう。

よし‐ごい〔‐ゴヰ〕【×葦五位／×葭五位】
サギ科の鳥。全長約37センチ。全体に黄褐色。南アジアに分布。日本には夏鳥として渡来し、水辺の葦原で繁殖。敵が近づくと、くちばしを天に向けてじっと立ち、周りのアシと見分けにくくなる。煩悩鷺。あしごい。

出典：『デジタル大辞泉』（小学館）

そう、「葭五位」は「サギ科の鳥」の名前なんです。「葦」が植物の名前ということもあり「鳥」だと当てることは難しかったかもしれませんね。

いかがでしたか？

「葭五位」は「よしごい」「あしごい」と読みます。

その表記からは正体が分からない難読漢字は他にもあるかもしれません。興味のある方はぜひ調べてみてくださいね！