気候のいい秋は、結婚式にはもってこいの季節。結婚式や二次会のパーティーにお呼ばれする機会がある人も多いのではないでしょうか。
せっかくお気に入りのドレスに身をつつんでも、ヘアスタイルがデイリー仕様だと残念な気持ちに。とくにボブスタイルは、アレンジがマンネリになりがちなので要注意です!特別感はあるけどデコラティブになりすぎない、ジャストなボブアレンジをご紹介します。
「タイトなハーフアップ」はデイリーにもお呼ばれにも!
リトルブラックドレスなど、ちょっぴり大人め&シックなドレスによく似合いそうなのが、シンプルなハーフアップアレンジです。
ポイントは、残す毛束の分量をあえて少なくして、顔まわりもタイトに仕上げること。すっきりとしたヘルシーなアレンジは、ドレスの美しさを引き立ててくれそう。暗髪とも相性バツグンですよ。
「バックティアラのハーフアップ」で特別な日を彩って
挙式にお呼ばれしたときは、やや華やかな装いにするのがベターです。表面だけを波巻きにして、ハーフアップを作り、キラキラしたバックティアラでデコレーション。
毛先部分はあえてアイロンで巻かず、ストレートのままに残しておくのがポイントです。抜け感が生まれて、より今っぽい雰囲気に仕上がりますよ。
品よく、スマートになら「お嬢様カチューシャ」の出番
華美になりすぎない、さりげなく上品な雰囲気を狙うなら、カチューシャアレンジがおすすめです。いつものスタイルにカチューシャをプラスするだけと、超簡単なのに一気に品よく見えるのが嬉しい。
ちょっぴり太め&ツヤあり素材のカチューシャを選んだり、複数本の細めカチューシャを重ねたりすると、お呼ばれシーンにもふさわしい上品で華やかな装いに仕上がりますよ。
「ふんわり柔らかボブシニヨン」でアクセなしでも華やかに
ドレスに合わせる定番のアレンジの筆頭は、大人かわいいシニヨン。髪の毛が短いボブだとシニヨンが貧相に見えそう?いえいえ、そんな心配は無用です!
ポイントはあらかじめアイロンで毛束を巻いておき、髪にボリュームを持たせておくこと。上下にわけて、それぞれふんわりとまとめつつ、表面の毛束を指で引き出して柔らかな質感に。ヘアアクセなしでも後ろ姿がグッと華やかに仕上がりますよ。
「タイトポニー+ヘアアクセ」で一気にお呼ばれ仕様に
ドレス+華やかアレンジだとトゥーマッチになってしまう場合もありますよね。そんなときこそ、あえての引き算アレンジが大活躍!
髪のベースを巻かず、ピシッとタイトにまとめてゴムで結ぶだけ。それだけでは寂しい場合には、ピンなどの小さめのヘアアクセをプラスすればOK。シンプルを極めたアレンジだからこそ、ドレス姿の美しさが際立ちます。
今っぽお呼ばれアレンジは「引き算」が正解
お呼ばれアレンジは、手をかけすぎたり、デコラティブにしすぎず、「引き算」でどこかに抜け感を出すのがトレンド。
その方がドレスとヘアのバランスが今っぽく、おしゃれに仕上がります。ぜひ、お呼ばれの際の参考にしてみてくださいね。
ライター:すずきなこ(SUZUKINAKO)
ヘアライター歴●十年。数々の女性誌やWEBでヘア記事のライティングや広告を担当。硬い、多い、太い、クセありと四拍子揃った美容師泣かせの超扱いにくい髪に苦労しながら、希望のヘアスタイルに近づけるように日々、チャレンジしています。