「意外と答えられない…！」裁判長が持っているこのアイテム、正式名称は？

映画やドラマで裁判の様子を見てみると、裁判長が「静粛に！」と言いながら、手に持っている「木槌（きづち）」のようなものをたたくときがありますよね。

なにげなく見ていた方も多いと思いますが…さて、ここで問題です！

みなさんは、こちらの「木槌」のようなものの正式名称を答えることはできますか？

「え、木槌じゃないの？」と思われたかもしれませんが、正式名称は異なります。

「なら…ハンマー？」と代案をお考えになった方は、残念ながら不正解！ちなみに、たしかに似ていなくもないですが「トンカチ」などと呼ぶわけでもないですよ。

それでは、ここでヒントをお伝えします。

このアイテムの正式名称は、カタカナで3文字、もしくは4文字です。そして、英語では「gavel」と書きますよ。

…なんとなく、イメージがわいてきた方も多いのではないでしょうか。

それでは、正解を発表します。

正解は「ガベル」「ギャベル」でした！

「ガベル」「ギャベル」は英語で「小槌」を意味する「gavel」と書きます。

映画やドラマ、はてはアニメやゲームなどにおける、いわゆる「法廷もの」と呼ばれる作品を見たことのある方は多いはず。近年もヒット作が生まれましたよね。

それらを見ている中で、裁判長が「ギャベル」をたたくシーンを印象的に記憶されている方も多いと思いますが…なんと！日本の裁判所には、この道具は設置されていないそうなんです。静かにさせたい時は口頭で注意するのだとか…。

ただ、参議院の本会議では「ギャベル」が設置されており、開会時に使用されるそうですよ。参議院の公式ホームページによると、これは“参議院の議員団が昭和２５年（１９５０年）にアメリカ上院を視察した際、おみやげとして持ち帰ったのがきっかけ”なのだとか。

いかがでしたか？

身近にあるのに、昔見たことがあるのに、意外と正式名称を知らない…なんてことって結構ありますよね。

ぜひこの機会に覚えてくださいね！