「味が想像できない」「どういうこと？」【バーガーキング】の“期間限定バーガー”3種を実食レポ

ケチャップやマスタード、マヨネーズやテリヤキなどなど…。バーガーの味付けに使われる調味料・ソースはたくさんありますが、バーガーキングが現在期間限定で販売している新商品は、なんと“ピーナッツ”が使われているとのこと。

「いったいどういうこと？」「味が想像できない」と記事制作チームでも話題になり、早速チェックしてきました。今回は、全3種類を実際に食べた感想をまとめてお伝えします。

こちらが、今回ご紹介する「ピーナッツバターロワイヤル」ファミリー全3種類。それぞれ「ロワイヤル＆ベーコン」（税込410円）、「ロワイヤル＆ベリー」（税込360円）、「ロワイヤル＆チキン」（税込460円）です。

どれも気になりましたが、やはり最初は最もスタンダードに感じられた「ロワイヤル＆ベーコン」を食べてみることに。

こちらには「ピーナッツロワイヤル」ファミリー最大の特徴であるピーナッツバターソース、バーガーキング自慢の直火焼き100%ビーフに加え、ベーコンなどが使用されています。

開封してみたところ、ピーナッツバターソースのビジュアルは一見テリヤキにも近い感じ。しかし、やや茶色みが強い印象を受けます。

ピーナッツバターソースをまとった直火焼き100％ビーフの上に、こんがり焼かれたベーコンが2枚のせられていました。

「よし！」と意気込んで、早速食べてみたところ…おや？

これは、思った以上に違和感がありません。たしかに甘さは感じるものの、直火焼き100％ビーフの旨みを損なわない絶妙な塩梅です。

テリヤキとは似て非なるあまじょっぱさで、ほのかに感じるピーナッツのこうばしい風味もいいアクセントになっています。スモーキーで肉肉しいベーコンも、旨みをグッと加えてくれていますよ。これは、なかなかクセになる味わいです…！

「ロワイヤル＆ベリー」は3種類の中でも異色作。“ピーナッツ”が使用されていることだけでも驚きなのに、さらにベリーソースも使われているそうです。これは、さすがに甘すぎるのでは…？

一見すると「ロワイヤル＆ベーコン」からベーコンを抜いただけに見えますが、よく見るとソースの赤みが強いことがわかります。上に塗られているのはマヨネーズのようです。

不安を抱きながらも食べてみたところ、やはり「ロワイヤル＆ベーコン」に比べて甘みが強い印象。しかし、ベリーソースのほんのりとした酸味によって、こちらも味がしっかりまとまっています。

バーガーキングによると「ロワイヤル＆ベリー」は、アメリカではおなじみの「PB＆J（ピーナッツバターとジェリーのサンドイッチ）」の味わいを楽しめる仕上がりなのだとか。どことなくスイーツのようにも感じられる、ちょっと不思議なバーガーでした。

最後にいただくのは「ロワイヤル＆チキン」。3種類の中で最もボリューミーで、直火焼き100%ビーフに加えチキンパティもはさまれています。

手に持った時点で明らかでしたが、ご覧の通り分厚いチキンパティが主張するずっしりボリューミーな一品。とろ〜りチーズも横から顔を覗かせていて、かなり食べ応えがありそうです。

ピーナッツバターソースがたっぷりかかっているにもかかわらず、チキンパティはサクサクとした食感をしっかりキープ。チキンとビーフの旨みがダブルで口の中に広がって、ひと口の満足感がスゴいです。

ほかの2種類に比べると、具材の主張が激しい分ピーナッツバターソースの味はややひかえめに感じられました。

がっつりボリュームを求める時は「ロワイヤル＆チキン」を。ピーナッツバターソースをしっかり楽しみたい時は「ロワイヤル＆ベーコン」をというように、気分に応じてチョイスしてみてもよいかもしれません。

「ピーナッツロワイヤル」ファミリーは、10月21日から11月17日までの期間限定販売となっています。今までにないユニークな味わいを楽しみたい方は、ぜひお早めにチェックしてくださいね。

筆者：松本陸杜／ライター
カルチャー系メディアを中心に活躍するフリーライター。ジャンル問わずさまざまなコンテンツを執筆している。なかでも食レポに関するワーディングに定評がある。週5日はコンビニに通う、コンビニ情報通。戦略を考えながら対戦するカードゲームが好き。