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「芋栗」=「いもくり」?読めたらスゴい難読漢字、正解は?

  • 2022.10.28
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今回は、秋の味覚にちなんだ難読漢字をご紹介します!

それが、こちらの「芋栗」です。「さつま芋」も「栗」も、この時期に旬を迎える食材ですよね。

さて、それでは「芋栗」はなんと読むのでしょうか?

「芋栗」の読み方!

それでは、早速「芋栗」の読み方を発表します。

そのまま「いもくり」と読みたくなりますが、1字1字はそのように読めても今回の言葉では残念ながらそう簡単にはいきません。全く別の読み方をするんです。

読み仮名は3文字で、「栗」は「戰栗」のときと同じ読み方をします。この言葉は「戦慄」と書くことが多いかもしれませんね。

しかし、それでも正解にはまだたどり着けないかもしれません。実は「芋」の読み方が、かなり難しくなっています。

わかった方は本当にスゴい! そんな気になる「芋栗」の読み方は…?

「うりつ」でした!

「芋栗」について

「芋」を「う」と読むことを初めて知った、という方も多いかもしれません。しかし、たとえば「芋梗(うこう)」という言葉でも、同じように「う」と読みますよ。

さて、それでは「芋栗」とはどのような意味なのでしょうか?

〘名〙 (形が芋に似ているところから) どんぐり。また、芋と栗。

出典:『精選版 日本国語大辞典』(小学館)

 

単純に「芋と栗」のことも表しますが、なんと「どんぐり」のことでもあるのだそう! なんだか秋の風物詩が目白押し…といった感じですよね。

ちなみに、実は「栗芋」という言葉もあります。こちらはそのまま「くりいも」と読みます。そして、こちらは「芋栗」とはまるで違う意味になるんです。

面白いことに、「栗芋」とは水分が少ない、栗のような甘さのサツマイモ、もしくは蓮芋(はすいも)の異名になるんだそうです。併せて覚えておきましょう!

まとめ

いかがでしたか?

「芋栗」は「うりつ」と読みます。

秋にちなんだ難読漢字はほかにもたくさんあるので、今後もご紹介させていただきますね!