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「瓊脂」はなんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は?

  • 2022.11.5
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今回ご紹介する難読漢字はこちら! 「瓊脂」です。

「けいし」とも読みますが、今回は読み仮名5文字で考えてみてくださいね。

とある食べ物の名前です。食べたことはなくても、聞いたことはあるはずですよ。

さて、いったいなんと読むのでしょうか?

「瓊脂」の読み方!

それでは、早速「瓊脂」の読み方を発表します。

「けいしじゃないなら…けいあぶら?」とお考えになった方もいらっしゃるかもしれません。しかし、残念ながら不正解! 文字数は同じですが、全く違う読み方なんですよ。

「見当もつかないよ…」という方もいらっしゃるかもしれません。

そこで! 正解にたどり着くためのヒントをお伝えします。

この読み方をする場合、「瓊脂」は別の漢字で書くこともできるんです。それは「心太」と「心天」…いかがでしょう? これらは、どこかで見かけたことがあるかもしれません。

それでは、正解を発表します。

正解は「ところてん」でした!

「瓊脂」について

朝食などで食べる機会もある「ところてん」。「心太」と書くことはおなじみですが、「瓊脂」という漢字表記があることは、初めて知ったという方も少なくないと思います。

さて、名前を聞いたことはあっても、実は食べたことがない…なんて方もいらっしゃるかもしれません。この機会に、どのような食べ物か確認しておきましょう!

海藻のテングサを煮とかして、その煮汁をこし、型に流して冷やし固めた食品。ところてん突きで突き出し、醤油や酢をかけ、とき辛子や青海苔を添えて食べる。夏には暑気を払い、冬には寒気に堪えるとされた。こころぶと。《季・夏》

出典:『精選版 日本国語大辞典』小学館

 

そう! 実は「ところてん」って「天草(てんぐさ)」という海藻からできているんです!

「へ〜、こんにゃくと同じ?」と思われた方は、要注意! 似ているように見えますが、実は「こんにゃく」の原料は海藻ではありません。こちらは芋から作られているんですよ。

ちなみに「瓊脂」を「けいし」と読む場合、意味は「美食」になります(出典:『普及版 字通』平凡社)。併せて覚えておきましょう!

まとめ

いかがでしたか?

「瓊脂」は「けいし」「ところてん」と読みます。

この他にも食べ物に関する難読漢字はたくさんあるんですよ! 今後もご紹介していきますので、楽しみにしていてくださいね。