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「葦雀」はなんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は?

  • 2022.10.27
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公園などでちゅんちゅんと、かわいらしく「雀(すずめ)」が鳴いているとほっこりしますよね。「家に連れて帰りたい!」と思ったことのある方もいらっしゃるかもしれません。

さて今回は、そんな「雀」にちなんだ難読漢字「葦雀」をご紹介します。みなさんは、正しく読むことができますか…?

「葦雀」の読み方!

1文字目の「葦」は、「人間は考える葦」のフレーズでもおなじみの「あし」ですよね。

しかし、それはあまりヒントにならないかもしれません…。実は、「葦雀」は「あしすずめ」とは読まないんです! 実は、読み仮名は4文字になります。

ノーヒントではわからない方も多いかもしれません。そこで、手がかりとして、「葦雀」の別表記をお伝えします!

それは「葦切」、そして「葭切」です。いかがでしょう、これなら読み方がわかるはず…!

それでは、正解を発表します。

正解は「よしきり」でした!

「葦雀」について

「葦雀」と「葦切」が、両方とも「よしきり」と読むなんて意外ですよね。ノーヒントでわかったなら本当にスゴいです…!

ただ、漢字に詳しい方ならば、「葦」に「よし」という読み方があることをご存知だったかもしれませんね。その場合、初見でもすぐ正解にたどり着けたかもしれません。

それでは、「葦雀」の意味を辞書で確認してみましょう!

〘名〙
① ウグイス科ヨシキリ属の小鳥。ユーラシア・アフリカに四四種あり、日本には大小二種ある。オオヨシキリは全長約一八センチメートル。ウグイスに似ているが大形。(中略)水辺の葦原にすみ、五~七月に大きな声で「ギョギョシ」と鳴くので俳句では行々子(ぎょうぎょうし)ともいう。コヨシキリは全長約一三・五センチメートル。前種に似ているが小形で、羽色は頭・腰に赤みが強い。(後略)
② 早口で多弁な人をたとえていう語。

出典:『精選版 日本国語大辞典』(小学館)

 

「子規(ほととぎす)」の鳴き声は「ホーホケキョ」や「てっぺんかけたか」など、変わった言葉で表されることが多いですが、「葦雀」もかなり独特ですよね。

②の意味は①とは全く異なり、鳥ではなく人に対して使う言葉です。混同しないよう、この機会にしっかり覚えておきましょう!

まとめ

いかがでしたか?

「葦雀」は「よしきり」と読みます。

今後も様々な難読漢字をご紹介していきますので、ぜひお楽しみに!