1. トップ
  2. 「水鶏」はなんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は?

「水鶏」はなんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は?

  • 2022.10.26
undefined

今回ご紹介する難読漢字はこちら! 「水鶏」です。

「水」も「鶏」も、私たちが日常的に口にする大切な食糧ですよね。

さて、それらが組み合わさったこの言葉、いったいなんと読むのでしょうか?

…なお、今回は読み仮名3文字で考えてみてくださいね。

「水鶏」の読み方!

読み仮名が3文字となると、一気に選択肢が狭まってしまったかもしれません。

「鶏」は基本的に「にわとり」と読みますよね。しかし、それではすでに文字数オーバー…。

「鶏卵(けいらん)」のように「けい」と読んだとしても、今度は「水」が問題になってしまいそう。実は「水鶏」は「すいけい」とも読みますが、それでも1文字オーバーしてしまいます。

それでは、ここでヒント!

この読み方をする場合、「水鶏」は「秧鶏」と書くこともできますよ。また、この生き物の仲間には、絶滅危惧種である「山原水鶏」がいます。

字面から、なんとなく読み方がわかった方もいらっしゃるかもしれませんね。

それでは、正解を発表します。

正解は「くいな」でした!

「水鶏」について

ヒントでご紹介した生き物の名前は「山原水鶏(やんばるくいな)」。特徴的な響きのため、昔耳にしてなんとなく覚えている…なんて方もいらっしゃるかもしれません。

さて、「鶏」が含まれていることからもわかるように、こちらは鳥類の一種を表しています。詳細について、辞書で確認してみましょう!

1 クイナ科の鳥。全長29センチくらいで尾は短い。背面は茶褐色で黒い縦斑があり、顔から胸は青ねずみ色。冬に湿地や水田でみられる。冬くいな。
2 ツル目クイナ科の鳥の総称。スズメ大から小形の鶏大のものまで約130種が世界中に分布。日本ではクイナ・ヒクイナなど11種が知られる。詩歌にとりあげられ、鳴く声を「たたく」といわれるのは夏鳥のヒクイナのこと。

出典:『デジタル大辞泉』(小学館)

 


世界では100種以上確認されているものの、日本に生息しているのは11種ほどなんだそう。しかし、詩歌の題材にもなっているなど、昔から人々に親しまれてきた鳥類のようですね。

なお、「すいけい」も「くいな」を指す言葉です。こちらの別表記は「秧鶏」ではなく「水雞」になります。併せて覚えておきましょう!

まとめ

いかがでしたか?

「水鶏」は「くいな」と読みます。

今後も様々な難読漢字をご紹介していきますので、ぜひお楽しみに!