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「秋沙」はなんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は?

  • 2022.10.25
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「秋」もすっかり深まりましたね。「薩摩芋(さつまいも)」や「葡萄(ぶどう)」など、旬の味覚をたくさん食べている…なんて方も多いと思います。

さて今回は、そんな「秋」にちなんだ難読漢字「秋沙」をご紹介。みなさんは、正しく読むことができますか?

「秋沙」の読み方!

「え、あきさと読むんじゃないの…?」

パッと見て、すぐにこのようにお考えになった方もいらっしゃるかもしれません。

そして、それは大正解! しかし、実はほかにも読み方があるんですよ。

「あきさ」とよく似ていますが、1文字だけどこかが違います。鍵になるのは「秋」の読み方になりそうです…!

それでは、正解を発表します。

正解は「あいさ」でした!

「秋沙」について

「あきさ」と「あいさ」。正解を知るとたった1文字の違いではあるものの、ノーヒントで両方の読み方を当てられた方はなかなかいないかもしれません。

また、たとえ「あきさ」と読めた方でも、その意味まではわからない…なんてことも多いはず。それでは、辞書で確認してみましょう!

〘名〙 (「あきさ」の変化した語) ガンカモ科の水鳥で、他のカモよりくちばしが長く、先が鉤形に曲がり縁に鋸歯(きょし)状のきざみ目がある類の総称。一一月ごろ日本に渡来。日本ではウミアイサが最も普通に見られ、他にカワアイサ、ミコアイサがいる。あきさ。あいしゃ。あきさがも。あいさがも。あいがも。のこぎりばがも。《季・冬》〔永祿二年本節用集(1559)〕

出典:『精選版 日本国語大辞典』(小学館)

 

そう! 「あいさ」は鳥の名前なんです。“「あきさ」の変化した語”とあるように、意味はどちらの読み方でも同じですよ。なお、漢字表記に「秋」が含まれていますが、こちらは「冬鳥」の一種なのだとか(出典:『デジタル大辞泉』/小学館)。

ちなみに「秋」は「あき」と「しゅう」のほかに「とき」と読みます。こちらは表外読みですが、併せて覚えておきましょう!

まとめ

いかがでしたか?

「秋沙」は「あいさ」と読みます。

このほかにも「秋」にちなんだ難読漢字はたくさんありますよ。今後もご紹介していきますので、ぜひお楽しみに!