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【iPhone】今買うべきなのはどのiPhone?機種別の価格比較で説明します!

  • 2022.12.8
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円安の影響で価格が高騰したiPhone 14。しかし幸いにも性能の進展がさほどないため、改めてiPhone 13が見直されています。またiPhone 14と同じチップを搭載しているiPhone SEもおよそ半額という価格なのでお得感も高いです。次世代のつなぎとして買いなのか性能を比較してみました。

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iPhone 14は何が進化したの?

2022年9月16日に発売されたiPhone 14。進化したiPhoneを期待した方が多いと思いますが、フタをひらけば搭載しているチップはそのままでディスプレイサイズも同じ。カメラの性能が少し向上したもののスペック差はわずかで、価格以上のメリットを感じることができませんでした。

変更点としてはGPUが4コアから5コアになりグラフィックが向上した点やBluetoothが5.3になっています。

ちなみにユーザーから熱烈な希望があったUSB-Cコネクタと指紋認証の実装は今回も残念ながら見送られました。

iPhone 13が1万円値下げ

iPhone 14は11万9800円とわずかに値上げしたのに対し、型落ちのiPhone 13(128GB)は11万7800円から10万7800円に価格改定。またiPhone 13 miniが9万2800円と7000円安く、iPhone 12(64GB)が9万2800円と1万円安くなりました。

なお、iPhone SE(第3世代)の価格は64GBで6万2800円と据え置きです。

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同じ6.1ディスプレイのiPhone 12が安く感じますが、ストレージを128GBにすると約10万円するので、2年型落ちということを考えると割高の印象があります。

iPhone 14とiPhone 13はほとんど変わらない?

現時点ではiPhone 14のiPhone 13からの進化は微々たるものと言わざるを得ません。少なくとも、iPhone 14のカメラ機能の進化は写真や動画をプロ級に使いこなすユーザーが最も恩恵を受けられるため、一般ユーザーにはあまり関係なさそう…。

一方で、エントリーモデルのiPhone SEはディスプレイサイズが4.7インチと小さくカメラ性能もかなり劣りますが、内蔵しているA15 BionicチップはiPhone 14と同じ。カメラを撮影しないという人にとってはまさに希望通りのモデルといえなくもありません。

お得感があるのはやはりiPhone SEです。

iPhone 13やiPhone SEでも全然アリです!

正直なところiPhoneの進化を実感するならProシリーズを購入するしかなく、そうすると価格は約15万円とさらに手が届かなくなります。かといって、無印のiPhone 14はiPhone 13と変わっていないことから、より高い新モデルを購入する必要はなさそうというのが現状です。見送っている方が多いのもうなずけます。

しかし、バッテリー残量やiOSのサポート切れなどやむにやまれずiPhoneを購入しなければならないという方もいるかと思います。その場合はiPhone SEがオススメ。この価格差を見たら理由は明白ですよね。それにFace IDが使えませんが、指紋認証もあって便利です。

円高になれば価格が安くなる可能性があります

円安の影響で本体価格がかなり高騰してしまいましたが、仮に元に戻るようなことがあれば、本体価格が安くなる可能性があります。iPhone 14は半導体価格の影響をそこまで受けなかったのが何よりの救いです。為替は読めないところがありますが、これ以上円安にならないことを祈っています。



ライター:ちだい
家電・モノライター&デザイナー。オーディオやバッテリーなどの小型ガジェットを中心にモノ系やカルチャー・サービスなどモノ誌で執筆。趣味は映画鑑賞と競走馬。
編集:TRILLニュース