嫌な気持ちを長い間引きずる人もいれば、落ち込んでいても次の瞬間には忘れてしまう人もいます。あなたはどちらのタイプでしょうか?今回の心理テストから、あなたが切り替え上手な人か、切り替え下手な人かを探ってみましょう。
図形が何に見えますか?直感でお答えください。
1.薬
2.カプセルトイ
3.たまご
4.3Dメガネ
1.薬に見えた人は「切り替え上手」
図形が薬に見えた人は、切り替え上手な人のようです。仕事のミスや人間関係で傷つくことがあっても、次の瞬間には「落ち込んでいてもしょうがない」と前向きなマインドに切り替えることができるのでしょう。
このタイプの人は、効率主義で現実的な考えの持ち主のようです。感情に左右されることは効率が悪いと感じているようで、トラブルなどが起きてもすぐさま現実的な解決策を探るところがあるのでしょう。高い理想を掲げるのではなく、現実的に手の届くものを求める堅実な人ともいえます。
感情に左右されず現実的な考えをするため、落ち込んだり悔しいと感じている暇があるならそうならないために何かしよう、と思えるのでしょう。あまりに切り替えが早いため、周りの人がその気持ちについていけないこともしばしばあるかもしれません。
2.カプセルトイに見えた人は「やや切り替え上手」
図形がカプセルトイに見えた人は、やや切り替え上手な人のようです。落ち込むことはあっても寝たら忘れてしまったり、楽しいことで嫌な気持ちを相殺できるのでしょう。自分では抜け出せないほどの苦しさだと思っていても、気が付いたら前向きになれていることもあるかもしれません。
このタイプの人は、今現在の自分の気持ちを大事にしているところがありそうです。過去や未来に思いを馳せるよりも、今自分がどう感じているかということに重きを置くのでしょう。また気分屋なところもあり、気持ちがコロコロと変わる人ともいえそうです。
気分屋で今現在の感情を大切にしているため、落ち込むときはしっかり落ち込んでいますが、ちょっとしたきっかけで感情が上向きになるようです。意識的にそうしているわけではないのですが、気持ちを早く切り替えることで、ストレスがかかりすぎないようにコントロールしているのでしょう。
3.たまごに見えた人は「やや切り替え下手」
図形がたまごに見えた人は、やや切り替え下手な人のようです。嫌な気持ちや落ち込んだ気分を切り替えるために、別の物事に集中してみるなど気分が変わるような努力をしているのではないでしょうか。努力の結果、気分が上向きになることはありますが、嫌な気持ちをそのままにしておくと余計に落ち込んでしまうのでしょう。
このタイプの人は、悩みを自分ひとりで抱えるところがありそうです。自分のことは自分で解決しなくてはと考えている真面目な人なのでしょう。頭がかたいところもあるようで、テキトーに物事をこなすことができないのかもしれません。
真面目で頭がかたい性格だからこそ、落ち込んでいる自分がだめに思えるのかもしれません。そして、そんな気分を切り替えるために努力をしなければという思考になるのでしょう。落ち込んでいる自分を認め「嫌な気持ちになって当たり前」と思うことで、逆に気持ちがすっきりするかもしれませんね。
4.3Dメガネに見えた人は「切り替え下手」
図形が3Dメガネに見えた人は、切り替え下手な人のようです。傷ついたことや悲しいことをいつまでも引きずってしまい、他のことに手が付けられなくなってしまうようです。「こうしておけばよかった」という後悔の念に苛まれることも多いかもしれません。
このタイプの人は、やや神経質で、傷つきやすい性格の持ち主でしょう。人の発言や態度で傷ついたり、自信がなくなってしまうことが多いかもしれません。気にしないようにしようと思っていても、人の言動を勘繰り、ひとりでに悲しくなることがあるのではないでしょうか。
普段から人間関係で傷つきやすいからこそ、また同じことが起きるのではと思い、長い間落ち込んでしまうのでしょう。そうなった原因は自分にあるのではと思ってしまうこともありそうです。なかなか気持ちが切り替わらないときには、信頼できる人にその感情をありのまま伝えることで、こころがすっきりすることもあるかもしれませんね。
ライター:Yuzuko
臨床心理士として、日々人の心と向き合っています。自分では知らない自分の性格や心理を一緒に探ってみましょう。ほっと安心できたり、ワクワクするような心理テストをお届けします!
編集:TRILLニュース