【城南区別府】ジビエとおいしいデザートが食べられるイタリアン♫

皆さまこんにちは。リビングふくおか・北九州Web地域特派員のえりりんです。 今、流行りのジビエ料理って興味ありますか？

[ジビエ料理とは] ジビエはフランス語で、狩猟によって食材として捕獲された野生の動物や鳥の肉を使った料理 ヨーロッパでは伝統料理として古くから発展してきた食文化です。

今回は福岡市城南区別府（べふ）にあるジビエを取り扱っているイタリア料理店を訪れてきました♪

地下鉄七隈線別府駅から徒歩で三分くらいの所にある『OLLY(オーリー)』というお店で、笑顔が柔かなご夫婦でされています。 子供さんがまだ小さい為、日曜日パスタランチは夏休み限定イベントで、他にも様々な催しを企画されているようです。 テイクアウトは11:00から(普段はお昼はテイクアウトのみ）、お店の営業は18:00からとなっています。不定休の為ご確認ください。 お店はアットホームな雰囲気で、ほっと落ち着く時間が流れています。

本格的ジビエ料理

伺った日曜日限定イベントは二種類のパスタランチを提供されていて、ひとつは「雲丹の濃厚クリームパスタ」、もう一つは「九州鹿のラグー赤ワイン煮込みタリアテッレ」です。

「雲丹…」の方は、頂く前から雲丹の香りが広がり、食欲をそそります。口にすると濃縮された旨味が感じられ、生クリームやバターがまろやかさを引き立ててくれます。海の幸の有り難さを感じる一品です。 「九州鹿…」の方のラグー(フランスでいう煮込み料理)は、タリアテッレ(イタリア北部の平打ち麺)との相性が抜群で、もちもち食感にソースが良く絡みます。 鹿もクセが強くなく、初ジビエの方でも美味しく頂けます。 低カロリー高タンパクで鉄分摂取も出来るそうですよ。

絶品スープとフォカッチャ

ランチにはそれぞれスープとフォカッチャが付いてくるのですが、どちらも絶品！ 自然栽培された(原木椎茸)の(トヨチーニ~大分産)を使用したポタージュスープは、濃厚な椎茸の香りがメインを頂く前の序奏としてふさわしい味わい。 フォカッチャもこだわりの手作りで、パスタの残りのソースをすくって最後まで味わいたくなります。

ジビエを楽しんで

ジビエを専門にされた理由をシェフにお伺いしました。 「料理人として食材への探究心から、狩猟免許を取得しました。 イタリア料理の技法を活かした食材の最適調理をテーマにお店つくりました。 ジビエの誤解されている悪いイメージを払拭すべく、適切な処置を施し、季節に合わせた美味しい料理を提供出来るようやっていきたいです。」との事。

「いのししの脂はクセがなく食べやすいので、是非食べて欲しいですね。 パスタも色々と種類がありますので、ジビエや魚介類を使用したメニューも召し上がって欲しいです。」とおすすめされていました。

こちらのお店では各種ワインも取り揃えていて、奥様はソムリエの資格をお持ちなので、お料理に合ったワインも提供出来るそうです。 料理とワインがピッタリマッチし、至福の時間を過ごせる事間違いなしです。

手作りデザート

デザートのレモンケーキは甘酸っぱく爽やかで、ミルクジェラードは中の氷の粒まで美味で、食べれるお花エディブルフラワーが華やかさを添えていました。 全てにおいてシェフ渾身の作品です。

テイクアウトにも対応されていて、サンドイッチやパニーノは注文を受けてから作られるようです。 おかずになる品やハムやベーコンまで手作りです。 クラフトビールやサイダーなどのテイクアウトも出来るので、一緒に購入して楽しめます。

アットホームな雰囲気

店名『OLLY(オーリー)』の由来は、英語圏ドイツ語圏の男性の名前、姓oliverからきていて(ラテン語はoliva)ノアの方舟から飛び立った鳩がオリーブをくわえていた事から、平和を連想させる名前として人気のようです。 なるほど店内の椅子が綺麗なオリーブグリーンで、テーブルクロスの柄までオリーブで、お店のマークはオリーブ模様です。 太陽の恵みの木のイメージピッタリですね。

今の飲食業界の厳しい状況下でも、お若いご夫婦お二人で切磋琢磨しながら、乗り切っていこうとされる姿に感銘を受けました。 まわりの方の力も借りながら理想のお店づくりをされていて、これからも愛されるお店として地域に根付いていかれる事でしょう。

暑い陽が沈み涼しい風が心地よく吹く中、ジビエ料理に舌鼓を打ち、美味しいワインにほんのり頬を染め、平和で穏やかな時間をゆったりと過ごす…というのも良い夜になりそうですね。

olly befu kitchen 814-0104 福岡市城南区別府2-10-13 ブルーバードビル103 092-935-3435 olly-befukitchen.amebaownd.com