1. トップ
  2. ライフスタイル
  3. 都道府県別「夏の電気代」支出ランキング、3位石川、2位富山、1位は?

都道府県別「夏の電気代」支出ランキング、3位石川、2位富山、1位は?

  • 2022.8.14

夏になると気になる電気代。気温の高いエリアほど電気代がかかりそう、というイメージを持っている人もいるのではないでしょうか。しかし、都道府県別で夏の電気代を比較してみると、意外な県が上位にランクインしています。今回は、都道府県別で見る夏の電気代と、電気代が高くなる理由をご紹介します。

■都道府県別「夏の電気代」支出ランキングTOP10

早速、都道府県別で夏の電気代支出額を、上位10位までランキング形式でご紹介します。

順位 /県名 /夏の電気代 /夏の電気代が家計に占める割合
1位 /福井県 /11,098円 /4.69%
2位 /富山県 /10,595円 /3.74%
3位 /石川県 /9,448円 /3.44%
4位 /徳島県 /9,246円 /3.82%
5位 /島根県 /9,233円 /4.17%
6位 /青森県 /8,839円 /3.93%
7位 /新潟県 /8,736円/ 3.66%
8位 /秋田県 /8,702円 /3.69%
9位 /山形県 /8,625円 /3.18%
10位 /沖縄県 /8,607円 /4.12%

気温の高い沖縄県が10位に入っていますが、上位は軒並み北陸や東北など、どちらかと言えば涼しいイメージのある県がランクインしています。特に、北陸地方の県が上位3位を占めている点が目を引きます。

■1位は福井県!理由は家の広さと世帯人数

夏の電気代、第1位は福井県です。福井県の電気代が高い理由として考えられるのは以下の2点です。

・1世帯当たりの人数が都道府県別で2位(2013年統計)
・全国平均と比べて家が広い

部屋が広い上に、子供部屋、リビングなど複数の部屋でエアコンが稼働するため、電気代が高くなってしまうと考えられます。

■2位の富山県と3位の石川県も同じ理由

2位の富山県と3位の石川県も、家の広さや世帯人数の多さが全国平均より高く、福井県と同じような住環境から、電気代が高くなっているようです。

上位10位には入っていませんが、北海道も11位と意外と電気代が高く、東北地方も半分がTOP10内にランクインしており、寒冷地だから夏の電気代が安いとは限らないことがうかがええます。

上記を踏まえると、夏の電気代は、住環境を工夫してできる限り1つの部屋でエアコンを使うようにしたり、古い家電を新調したりすることで節約できると考えられます。

■家族団らんが節約につながる

夏の電気代が高い都道府県の上位3位は、家が広く世帯人数も多い、北陸地方が占めていました。この結果から、複数の部屋で長時間エアコンを稼働させるような無駄をなくし、できる限り家族が同じ部屋で過ごせば、電気代を節約できると分かります。この夏、無理せず電気代を節約するために、家族団らんの時間を増やしてはいかがでしょうか。

文・藤森みすず
大手Slerにてシステムエンジニアを経験後、フリーランスのライターに。FX・保険・不動産・フィンテックなど、金融に関する記事を多く手掛ける。

元記事で読む
の記事をもっとみる