誰しもが、喜ばしい現実を前にすることもあれば見たくない現実を突きつけられることもあるでしょう。でもその見たくない現実を前にしたときに、現実逃避してみないふりをする人もいれば、しっかりと向き合っていく人もいます。あなたはどうでしょうか?探ってみましょう。
図形が何に見えますか?直感でお答えください。
1.くじら
2.野球帽
3.テープカッター
4.ぞう
1.くじらに見えた人は「やや現実逃避しやすい人」
図形がくじらに見えた人は、やや現実逃避しやすい人かもしれません。見たくない現実を突きつけられたときに、まず現実から目を逸らして別のことで気を紛らわせようとするところがありそうです。とにかく今がよければそれでよいと考えやすいかもしれません。
このタイプの人は、のんびりやでおおらかなところがあるでしょう。細かいことはあまり気にしませんし、先々のことまで考えて行動すること自体があまり得意ではなさそうです。今、見て見ぬふりをして済ませられることなのであれば、さっさと現実逃避してしまうでしょう。
そのため、後でもっと直視したくないような現実と向き合う羽目になることも多いかもしれません。そうなったときに、なんとかしなければと慌てふためいてしまうこともあるでしょう。そうならないために、現実逃避する前に放置して大丈夫か考えられるようになるとよいかもしれません。
2.野球帽に見えた人は「現実逃避しない人」
図形が野球帽に見えた人は、現実逃避しない人かもしれません。見たくない現実を突きつけられたとしても、そこから逃げずに自分なりに受け入れていこうとする強さを持っていそうです。なんとかできることがあれば、なんとかしようと奮起するのではないでしょうか。
このタイプの人は、真っ直ぐで強く逞しい心の持ち主でしょう。辛い現実を前にしたときに逃げ出したい気持ちになることはありますが、それを自分で振り切ることができそうです。先々のことを考える人ですので、逃げても後でもっと問題が大きくなる可能性を考えるのでしょう。
どんなに辛い現実であっても、受け止めようと真正面から向き合っていきますので、とても辛い気持ちになる時期もあるかもしれません。ただ、現実逃避しない分だけ早めに立ち直ることもできそうですし、対処方法があることも多そうです。
3.テープカッターに見えた人は「あまり現実逃避しない人」
図形がテープカッターに見えた人は、あまり現実逃避しない人かもしれません。見たくない現実を突きつけられたときに、現実逃避を一旦はしようとするでしょう。ただ、現実逃避の行動に走っても、現実が気になってしまい、結局うまく逃避できないことが多いのではないでしょうか。
このタイプの人は、思慮深く物事をよく考える人でしょう。そのため、気持ちの切り替えがしづらく、現実逃避自体が難しいかもしれません。気になってしまい、それならしっかり向き合ったほうがよいと現実逃避を断念することが多そうです。
悩みやすく、また周りにグチグチと不平を述べやすいところがありそうです。そのため、現実逃避はしない代わりに、周りにたくさん不平不満を言いながら気持ちの整理を進めていくでしょう。そうやって辛い現実もしっかりと受け入れていくことができる人なのではないでしょうか。
4.ぞうに見えた人は「現実逃避しやすい人」
図形がぞうに見えた人は、現実逃避しやすい人かもしれません。見たくない現実を突きつけられたときに、一気に現実逃避に走ってしまい、見るべき現実から目を逸らし続けようとするところがあるでしょう。問題がさらに大きくなっても、現実逃避を続けてしまいやすいかもしれません。
このタイプの人は、自分に厳しいところがあり、理想の自分にできるだけ近づこうとしているところがあるでしょう。そのため、見たくない現実が意外と多いのではないでしょうか。理想の自分とはかけ離れていくような現実は、あなたにとって見たくない現実そのものかもしれません。
見たくない現実と向き合うことが苦しすぎることもあって、無意識に現実逃避してしまっているかもしれません。もし何か思い当たる節があるのであれば、思い切って向き合ってみるとよいでしょう。あなたの世界がもっと広がり、生きやすくなるのではないでしょうか。
ライター:aiirococco
公認心理師、臨床心理士として総合病院にて働いております。知っているようで知らない自分のこと。自分の心理をのぞいてみませんか?自分を知るワクワクドキドキ感をお伝えします!
編集:TRILLニュース