まるで地上の天の川！古利根川流灯まつりは8月16日まで＠杉戸

杉戸町の夏の風物詩「古利根川流灯まつり」。今年は3年ぶりの開催となるそうです。

古利根川流灯まつりの会場は、東武スカイツリーライン東武動物公園駅東口から歩いてすぐの場所。古利根川にかかる古川橋から始まります。

古川橋から清地橋までの730ｍの間がその会場です。畳一畳分ほどの大きさの灯ろうが約250基並んでいます。

期間は8月3日から16日まで。例年ならばステージイベントや花火、流し灯ろうも開催されていましたが、今年は大型灯ろうの係留と船の遊覧（予約制、すでに満員）のみでの開催です。

古川橋での立ち止まっての観覧や撮影は、歩行者や通行する車両等の妨げになるので、古利根川河畔の遊歩道をご利用くださいとのこと。

川の両側が道路になっているので古川橋から清地橋まで歩いて橋を渡り、今度は反対側を古川橋まで、約1.5kmの道のりをのんびり観覧しました。

陽が落ちるとその様子はまるで天の川のよう。

途中遊歩道へは道路から階段を下りて行くことができます。遊歩道を歩くと川からひんやりとした風を感じることができます。

出店などは出ていませんが、その分灯ろうの明るさが引き立ち、時折風に流される灯ろうは風情があります。とてもきれいでした。

大型灯ろうは一つ一つ地元の方が手作りされたもの。埼玉県の灯ろうや願いが書かれた灯ろうもありました。

おすすめは、日没直後の幻想的なマジックアワーから夜に移り変わる様子を楽しむこと。晴れていれば夕焼け空と灯ろうの光が川に反射して、とてもきれいな風景を眺めることができます。

出店や神輿を楽しむにぎやかなお祭りとは一味ちがう、静かだけど眺めているだけで心が豊かになる灯ろうまつり。

アクセスは電車の場合、東武スカイツリーライン東武動物公園駅東口より徒歩3分。車の場合は、東武動物公園駅西口駅前に90分無料の大型駐車場があります。

大型灯ろうの係留は、8月16日まで見ることができます。今年のおまつりは、のんびりと地上の天の川に願いを込めてみてはいかがでしょう。

第27回古利根川流灯まつり日程：令和4年8月3日（水）～8月16日（火）開催場所：古利根川河畔（古川橋から清地橋まで）アクセス：東武スカイツリーライン東武動物公園駅東口から徒歩3分