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高校生の制服代いくらかかる?

  • 2022.8.5
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Q.40歳になる女性です。3歳年上の夫と15歳になる娘の3人暮らしで郊外のマンションに住んでいます。娘は次の4月から都内の公立高校に進学する予定です。

夫の年収は400万円、私はパートで年収100万円、貯金は200万円程度しかありません。
正直、夫と私の年収が高いわけではなく、家計に余裕があるわけでもありません。

娘は制服のかわいい高校に進学できたことを喜んでいるのですが、私は制服代が高額になるのではないかと不安に思っています。

先輩のママ友に聞くと、制服代が予想外に高く、大きな出費になったと言っていました。
娘の進学を喜ぶ反面、制服代がどの程度かかるのか不安に思っています。

どうかアドバイスをいただければ幸いです。よろしくお願いします。

A.

● 公立高校の制服代は20,000円~40,000円程度
● 私立高校の制服代は30,000円~150,000円程度
● 確実に制服代を貯めたい人には定期預金がおすすめ

■解説

執筆・篠田啓介
慶應義塾大学経済学部卒業。みずほ銀行入行後、法人営業として企業向け融資や法人保険、M&A提案を行う。
その後、ウェルスマネジメント推進本部に異動し、富裕層を中心とした資産承継や資産形成コンサルティングに従事。バランスの取れたポートフォリオを提案し、資産防衛、形成を図りながら、次の世代に資産を承継する戦略を提案。
■保有資格
証券外務員一種
2級ファイナンシャル・プランニング技能士
生命保険募集人
損害保険募集人

■公立高校の制服代の相場は

公立高校の制服代の相場を見ていきます。
公立高校でも制服代はさまざまですが、いくつかの高校が発表している制服代を確認してみます。

● 東京都立日比谷高校…27,000円~30,000円
● 東京都立武蔵野北高校…39,900円

公立高校で制服代を公表している高校は多くありませんが、制服代が一括で支払う費用であることを考慮すると、決して安くない出費と言えるでしょう。

■私立高校の制服代の相場は

続いて私立高校の制服代の相場を確認します。
私立高校の場合、公立高校よりもさらに制服代は学校によってさまざまです。

制服代を公表している高校の制服代を見てみます。

● 青山学院高等部…40,000円~60,000円
● 日本工業大学駒場高校…男子63,288円、女子62,802円
● 明治大学付属明治高校…約120,000円~150,000円

上記はあくまで一例ですが、公立の高校と比べて、制服代が高いことが分かります。

■制服代を準備する方法

高校の制服代は、公立で20,000円~40,000円、私立で30,000円~150,000円程度となっています。
授業料、教科書代や体操着といった入学当初にかかる他の費用と合わせると10~30万円以上になると見ておくべきでしょう。
子どもが入学するまでに、これだけの費用を貯金しておく必要があります。

仮に10万円として、お金を貯めるおすすめの方法は定期預金です。
定期預金とは、預入期間を指定して、原則として満期日まで払い戻しができない預金です。
定期預金は、1,000万円までは元本が保証されているので、預け入れた金額が減る心配がなく、確実に制服代を貯めることができます。
また、一定期間引き出しができないので、制服代を他の費用に充ててしまう心配もありません。

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