青い甘味がたまらない"スイカのガスパチョ"

スイカをたっぷり使って、爽やかに仕上げたガスパチョです。基本のガスパチョにスイカを加えることで、軽やかで夏にぴったりな味わいに仕上がります。ガスパチョの世界は広くて、深い！今回はさまざまなガスパチョを、マドリード滞在歴14年の料理研究家、丸山久美さんに教えてもらいました。

■“スイカのガスパチョ”のつくり方

基本のガスパチョにスイカを加えて、さらにジューシーに。アンダルシアではすっかり定番に。爽やかな風味を演出するピーマンの代わりに、赤パプリカで甘味をプラス。スイカの代わりに黄桃を使ってもおいしい。

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◇材料 (2人分)

スイカ：300g
トマト：80g
赤パプリカ：1／4個（約25g）
玉ねぎ：1／4個
食パン：1／3枚（6枚切り・耳なし）
オリーブオイル：大さじ1
シェリービネガー：大さじ1／2（なければ白ワインビネガー）
塩：適量
にんにく：ごく少量（好みで）
★ トッピング：
・ スイカ：適宜（好みで）
・ オリーブオイル：適宜（好みで）

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※記事中掲載のオリーブオイルは、すべてエキストラバージンオイルを使用。

（1）下準備
スイカはトッピング用に少し残しておき、皮を除いてざく切りにして種を取り除く。野菜は粗みじんに切る。パンは水につけておく。

（2）攪拌する
1のスイカ、野菜と、軽く絞ったパン、好みでにんにくのすりおろしをミキサーまたはブレンダーでなめらかになるまで攪拌する。

（3）オリーブオイルを加える
オリーブオイルを加え攪拌する。

（4）味をととのえる
シェリービネガーを加え混ぜ、塩で味をととのえる。

（5）冷やす
冷蔵庫で冷やす。

（6）仕上げる
スイカのスライスを添える。好みでオリーブオイルをふる。

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――教える人

「丸山久美 料理研究家」

ツアーコンダクターとして世界中を回った後、スペイン・マドリードで14年暮らす。2001年に帰国後は、スペインの家庭料理を中心に料理教室を主宰しながら雑誌やウェブでも活躍。著書も多数出版。

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この記事は技ありdancyu！「スープ」に掲載したものです。

文と構成：風来 青 撮影：尾嶝 太