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湘南の一軒家で、月に2日間のみ味わえる限定特製カレーを

  • 2015.10.16
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神奈川県藤沢市の閑静な住宅街に、知る人ぞ知る隠れ家レストラン「鵠沼海岸CReBar(クゲヌマカイガンクレバ)」はあります。友人宅に招かれたようなアットホームな雰囲気のなか、手間暇かけて作られた、とびきりおいしいカレーをいただきましょう。

親子3代が切り盛りするレストラン

小田急江ノ島線の鵠沼海岸駅から徒歩15分。海にほど近い静かな住宅街の一角に「鵠沼海岸クレバ」はあります。土地勘がないとちょっと迷ってしまいそうな立地ですが、地元だけでなく、都内から訪れる常連客もいるのだそう。

オープン5年目を迎えたお店を切り盛りするのは、オーナーの龍造寺るり子さんと、お母さまの内山康子さん、息子の龍造寺大輔さん。キッチン担当の康子さんは昔から料理好きで、ホームパーティーの時などに自慢のカレーを出していました。それが知人の間で評判となり「お店をやってほしい」という声が大きくなって、「いつか自分のお店を持ちたい」という長年の思いを叶えようとお店のオープンを決意しました。70歳を超えた“バーバ”康子さんの挑戦に、娘と孫が背中を押したのです。

月に2日間だけ味わえるカレーとハヤシに感動!

お店の看板メニューは「バーバのこだわりカレー&特製ハヤシ」(カレー単品1200円、ハヤシ単品1100円)です。じっくり炒めたタマネギ、コトコト煮詰めた野菜のスープストック、おはしで切れるほど柔らかく煮込んだ黒毛和牛、そして厳選したスパイスで味付けしたカレーとハヤシ。仕込みから完成まで1週間、康子さんがお鍋に付きっきりで育て上げた逸品です。

タマネギのみじん切りはプロセッサーを使わず包丁で、またお肉の余分な脂身はきちんと取りのぞき、アクを最後まで取りきるなど、妥協せずていねいに作られたカレーは、コクがあるのにしつこくない深い味わいです。

シナモンがアクセントになっているハヤシもクセになるおいしさ。どちらも、この味をお目当てに通うファンがいるのも納得のおいしさです。康子さんの渾身メニューのため、いただけるのは毎月第1金曜・土曜日の2日間のみ。祝日などに臨時提供されるときには、ブログで告知するそうなので要チェックですね。

日替わりランチはハーフ&ハーフもOK

カレーとハヤシの日以外は、旬の素材を使った3種類の日替わりランチ(+100円でデザート付き、+200円でドリンク付き)がいただけます。パスタやグラタン、特製フレンチトーストなど、どれもおいしそうでなかなかひとつに決められないという人は、日替わりメニューから2つを選べるハーフ&ハーフもオーダーできます。

湘南らしく明るく開放的な店内は、友人宅のような居心地の良さ。手作りデザートを食べながら、るり子さんや太輔さんと世間話をしつつ、午後のひとときをのんびり過ごすのもオススメです。

カフェ(Cafe)、レストラン(Restaurant)、バー(Bar)の3つが店名の由来という「CReBar」。現在はランチからカフェタイムまでの営業ですが、ゆくゆくは太輔さんを中心に夜の営業も始めたいそう。ますます、仲の良い友人と一緒に行きたくなる海の近くの隠れ家レストランになりそうですね。

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